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テレビ番組

よりそい 静寂と生きる難聴医師 2020秋篇

番組ID
215807
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放送日時
2020年11月09日(月)01:29~02:33
時間(分)
56
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
CBCテレビ
製作者
CBCテレビ
制作社
CBCテレビ
出演者
ナレーション:今川竜二、声の出演:加藤由香
スタッフ
撮影:民部靖人、撮影:西島新、音声:齋藤結菜、編集:村山翔太、タイトル:新田夕岐子、MA:今井志のぶ、ディレクター:原誠、構成:大園康志、プロデューサー:大園康志
概要
三重県尾鷲市の市立病院で地域医療に取り組む内科医・今川竜二さん(34歳)は、日本に10人ほどしかいないと言われている聴覚障害のある医師である。今川さんの両耳には先天性の障害があり、飛行機のエンジン音がようやく音として感じるレベルであり、補聴器をつけても口元が見えないと会話することは難しい。大学卒業後、勤務した東京の大学病院では障害を理由に救急や外来での仕事は担当させてもらえず、入院病棟の勤務だけだった。もっと役に立ちたいと、2017年に縁もゆかりもない「尾鷲総合病院」に飛び込んだ。唇の動きで言葉を理解し、筆談をまじえ、ゆっくりと笑顔で話す今川さんは、次第に同僚や患者たちに受け入れられていく。「お互いによりそうことができれば、もっとうまくいくと思う」と今川さんは語る。しかし、そんな中、コロナ禍でマスク装着を余儀なくされる事態が起こる。障害を抱えながらも奮闘する今川さんの日々を、今川さんのナレーションで伝える。
受賞歴
ギャラクシー賞(第58回選奨)

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新型コロナウイルス感染症が日本で拡大してからおよそ半年。現在まで国内の感染者は8万人以上、死者1500人以上に達するなど、予断を許さない状況が続いている。忽那が勤める国立国際医療研究センターは、国の感染症対策の中核を担う。忽那は、中国・武漢からのチャーター便の帰国者対応や、クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」号の患者受け入れなど、発生直後からコロナ対策の最前線のリーダーとして治療にあたってきた。第二波のピークを越え、“Withコロナ”が定着しつつあり、街には人の往来が戻りつつある。しかし、忽那たち医療従事者が危惧するのは、今冬にも来ると思われる第三波である。未だ確かな治療法がなく、ワクチンもない中で忽那が第一波の最中から研究を始めていたのが、コロナ感染から回復した患者から抗体を取り出す「回復者血漿」だ。日本初の試みとして期待を集めており、9月に院内の倫理委員会の審査が終了し、ようやく臨床研究が始められるようになった。番組では、忽那たち国立国際医療研究センターの半年を振り返り、「100年に一度の感染症災害」に立ち向かう忽那たちの模索の日々、感染症医の最前線の現場に迫る。


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