テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

タンデム自転車に夢をのせて

番組ID
216286
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年11月21日(土)10:55~11:50
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
directions_bike
スポーツ
放送局
テレビ愛媛(EBC)
製作者
テレビ愛媛(EBC)
制作社
テレビ愛媛(EBC)
出演者
ナレーション:名護谷希慧
スタッフ
取材:山下正博、取材:三好恭平、取材:福吉貴文、撮影:稲生三郎、撮影:猪田尊雅、撮影:大西拓斗、撮影:立川純、撮影:中矢和、撮影:水岡健太、撮影:友近晶二、編集:友近晶二、CG:木下恵梨佳、ディレクター:篠原賢三、プロデューサー:岡本匡史
概要
障がいのある人も風を切る楽しさを感じてほしい。愛媛県松山市で行われるタンデム自転車の体験会には多くの人が集まる。松山市の津賀薫さんを中心に活動する「NONちゃん倶楽部」のイベントだ。2人で乗るタンデム自転車は前に乗る人が操作するため、目や身体に障がいがある人でも後ろに乗って走ることができる。この自転車と出会って挑戦する喜びを知った人たちがいる。陸上を始めた全盲の少年。家族でタンデム自転車に乗る目標ができた脳性まひの少年。そして、還暦を前にトライアスロンに挑む全盲の男性。彼らの挑戦を追った。
受賞歴
放送文化基金賞(第47回ドキュメンタリー番組奨励賞)

同じ年代の公開番組

日本のチカラ ひとりじゃない ~ママがゆく!復興への道~

2019年10月、台風19号で長野市では千曲川の堤防が決壊。3800棟の住宅が浸水し、6000人余りが避難生活を余儀なくされた。堤防が決壊した長沼地区に住む田中恵子さん(42歳)は、夫と小学生の子ども2人の4人家族。災害から1か月半、避難所から全壊した自宅へ戻ってきた。壁や床はむき出しの状態。1階にあったものはすべて流され、テーブルや棚は段ボールでまかなっている。ほかの地域に移り住む人も多くいるなか、田中家は愛着のある地域、我が家での生活再開を決めた。同じころ、恵子さんは避難所で出会った仲間と支援団体「HEARTY DECO」を立ち上げる。仲間と家賃を出し合ってアパートを借りてからは、クリスマスパーティなどのイベントも企画。新型コロナウイルスの影響で閉鎖している間は、お弁当を配りながら玄関先で話を聞いてまわった。災害からまもなく1年。災害について「失ったものは大きいけど、得たものも多かった」と振り返る恵子さん。恵子さんが「得た」ものとはなにか。家族との一コマやボランティアでの活動を通して、恵子さんの復興に向けた歩みを追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
世界遺産〔1133〕 放送25周年スペシャル アルダブラ環礁Ⅱ セーシェル共和国

4つの島がリング状に連なるアルダブラ環礁。アフリカ大陸から600km以上離れた孤島のため、独自の生態系が手つかずのまま残されている。この世界で最もたどり着くのが困難な世界遺産とも言われるこの環礁は、その生態系の豊かさから1982年に世界遺産に登録された。民放としては初取材となるアルダブラ環礁を、放送25年スペシャルとして2週にわたって送る。◆後編。固有種のアルダブラゾウガメは体重300kgにもなる世界最大級のリクガメ。この環礁には15万頭も生息しており、厳格に保護されている。東西30kmと広大な環礁では場所によってゾウガメの大きさや生態も異なる。通常甲羅の長さが1mもの大きさになるゾウガメが、環礁の東では60cmほどしかない。また、日中暑くなると、ゾウガメたちは洞窟に逃げ込み、夕方になると洞窟から出てきて草を食べる。ゾウガメは広い環礁のあちこちに生息しており、葉を食べる時に種を一緒に飲み込み、歩いてフンをばらまくことで、草原や森が広がっていく。またフンはさまざまな生き物の食料にもなっており、この環礁ではアルダブラゾウガメを中心とした生態系が構築されている。


school教育・教養cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
戦争が生んだ子どもたち

終戦後、駐留米兵と日本人の間に生まれた子どもたちの、今も続く苦悩を伝える。◆横須賀市に住む青木ロバートさん(72歳)の父親は黒人米兵で、母親は横浜でロバートさんと妹を出産した。父親が帰国すると壮絶ないじめを受け、母親は幼い2人を施設に入れた。その後、妹は養子縁組され渡米し、ロバートさんは偏見から衝突が絶えなかったため、職を転々とした。取材を進めると、当時混血児などと呼ばれた子どもが多数いて、その多くは、日本人でありながら、日本人から差別を受けて生きていたことがわかった。テキサス州で暮らすバーバラ・マウントキャッスルさん(73歳)は日本で米兵の父親と日本人の母親の間に生まれた後、66年前に養子縁組され渡米した。母親に会いたい、ルーツを知りたいと、SNSを使い、当時の自分の名前と同じKIGAWAという苗字の日本人にメッセージを送り続けた。メッセージを受け取った一人、木川剛志教授は、肉親捜しに協力し、母親が横須賀市にいたこと、日本人男性と結婚したことなどを突き止めた。バーバラさんに伝えると日本行きを決意。既に母親は他界していたが、旅の最後に待っていたものがあった。黒島トーマス友基さん(34歳)の祖父は大阪の駐屯地にいた米兵だ。孫の代になっても苦悩は続いている。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
日本のチカラ ペンターン女子 ~半島で私らしく生きる!~

宮城県の北端に位置する、気仙沼市唐桑半島。かつては遠洋マグロ漁などで賑わったこの半島も、人口減少と高齢化が進んでいる。そんな中、この半島に全国各地の女子たちが毎年のように移住している。年齢は主に20~30代。彼女たちは自らを「ペンターン女子」(半島を意味する英語「ペニンシュラ」+移住「ターン」)と呼び、唐桑で仕事をしながら、漁師や農家の手伝いをしたり、お祭りやイベントを盛り上げたりと、新しい風を起こしている。女性たちが集まり始めたきっかけは、東日本大震災。震災直後の気仙沼には、全国から学生ボランティアが集まった。東京出身の根岸えまさんもその一人。どん底から這い上がる地元の人々の姿を見て「この人たちと一緒に生きていきたい」と決意し、大学卒業後移住したのだ。彼女のような震災ボランティアを中心にその輪は広がり、震災から10年、「ペンターン女子」の中には震災当時小学生だったという人も現れ始めている。彼女たちはどんな生活をしているのか。ここで、自分らしく、豊かに生きる。そんな彼女たちに迫った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組