テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

NNNドキュメント’12 技術売買 ある中小企業の決断

番組ID
207526
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2012年07月02日(月)00:50~01:20
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
読売テレビ放送/讀賣テレビ放送(YTV)
製作者
読売テレビ放送/讀賣テレビ放送(YTV)
制作社
読売テレビ放送/讀賣テレビ放送(YTV)
出演者
ナレーション:三浦隆志
スタッフ
撮影:遠山正悠、編集:秋山進吾、EED:中澤丈、音響効果:久保秀夫、ディレクター:金崎浩、プロデューサー:小島康裕、チーフプロデューサー:坂泰知
概要
製造業の街・東大阪市にある特殊加工会社「ユニックス」。苗村昭夫社長は12人の従業員の雇用を守るため、創業から30年かけて培った独自の塗装技術を中国の会社に売却することを決めた。取引額は数千万円。借入金の返済が厳しくなる現状で、願ってもない額だ。苗村社長は「技術は日進月歩、新たな技術を生み出せばいい」と強気だが、思わず本音もこぼれる。「あるのは技術。今なら金になる」。◆前年、苗村社長は上海に渡り、大規模な商談会に臨んだ。中国企業の関係者で溢れた会場は、基盤技術を獲得をしようとする熱気に包まれていた。苗村社長は「周りにも技術売買に関心を持っている企業はある」と言うが、必ずしもハッピーなシナリオばかりではない。中国政府要人を介さないビジネスには、裏切りが付きまとうという。社長自身も、売買の契約をしたものの、金が振り込まれず破談になったケースを体験しているのだ。それでも苗村社長は「これしかない」と技術売却にかける。社員は「技術を渡すのはさびしいが社長についていく」、妻も「この人なら大丈夫」と覚悟を決めた。◆企業の命である「技術」を売ったあと、中小企業に何が残るのか。それが連鎖的に進んだ後、技術立国といわれたこの国に何が残るのか。そして技術を手に入れた中国は、日本にとってどんな存在となるのか。番組では、岐路に立つ日本のものづくりの現状とそこにある苦悩を描き出す。

同じ年代の公開番組

ダイドードリンコスペシャル 神一夜 ~鬼となりて舞う~ 花祭り・愛知県東栄町

深山幽谷にこだまする“テーホヘ・テホヘ”の掛け声。「花祭り」は鎌倉・室町時代から継承される神事。愛知・静岡・長野の三県が接する地域において、11月~翌年3月の間に行われる霜月神楽と総称される祭りの一種。番組で取り上げるのは、愛知県東栄町の11の地区で行われる花祭り。その中でも最も山深き場所に位置する小林地区の花祭りを紹介する。◆早朝から深夜まで舞い続ける里人。ひたすら舞うことで、そこに八百万の神が集まり、皆は神と一つになれるという。登場するのは「鬼」。“テーホヘ・テホヘ”の声に合わせ、舞い続ける鬼。その鬼面の下にある里人の顔は汗と涙にまみれる。そして心は、郷土や神事、仲間に対する愛情で激しく高ぶる。存続についての不安もある深山の神事。「鬼」は子供たちの世代にも鬼の舞いを継承したいと願う。◆番組では、二人で舞うことになった親子が祭りを迎えるまでの日々を追う。「舞習い」などの厳しい修練や、子供の少ない山里での伝承の難しさなどを乗り越え、花祭りの歴史と心を受け継いでゆく。800年の歴史を持つ神事の神秘性を幻想的に見つめながら、里人の歓喜やふれあいを描く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
NNNドキュメント’12 3・11大震災シリーズ26 生かされた命 ~阪神・淡路から東日本へ~

2011年3月11日。未曾有の大震災。神戸にいた黒田裕子さんは、テレビの映像を見てすぐに現地へと向かった。自分に出来ることは被災した人を支えること。その思いは生かされた被災者の一人として、決して変わらぬ強い信念だった。◆阪神大震災当時、黒田さんは被災地・神戸の仮設住宅で「黄色いハンカチ活動」を提唱した。「きょう一日元気だったら黄色いハンカチを玄関に掲げる」…避難所から仮設住宅に移り住んだ被災者が孤独死していく現状を何とかしたいと始めたこの取り組みは、分断されたコミュニティの架け橋となり、多くの高齢者の命を救うことにつながった。◆それから17年。東日本大震災の被災地で目の当たりにしたものは、阪神の時と全く同じ課題であった。避難所での生活を終え仮設住宅へと入居する過程で地域が分断され、一人暮らしの高齢者が、孤独死の危険に直面しているのだ。◆同じ過ちを繰り返してはならない。黒田さんは毎週神戸から宮城に通い、ほかのボランティアのメンバーとともに被災者を見守り続けている。「これからどんなことが起こり得るか、だから何をしないといけないか、そういうことが予測できるので関わりを持たせてもらいたいんです」…彼女が見据えるのは、いま被災者が直面する問題だけでなく、長く険しいこれからの道程だ。「それでもなお、命のある限り、自分自身を大事にしてほしい」そう語る彼女の温かな眼差しが、今日も被災者に注がれている。


cinematic_blurドキュメンタリーondemand_video報道・時事tvテレビ番組
FNSドキュメンタリー大賞 お米のあした 農業の未来を耕せ

日本の農業を取り巻く環境が悪化している。米価は下落し続け、ピーク時の3分の2に、一人が一年間に食べるお米の量は、50年前の約半分になった。農家の収入は減り、米作りに欠かせない田植え機・トラクター・コンバインなど高価な農機具が農家の経営を圧迫する。そんな中、大手スーパーが中国産米の販売を開始した。低価格帯の国産米に比べ3割ほど安いという。そしてTPPが農家に追い打ちをかける。◆新潟県長岡市に田んぼに囲まれた会社がある。「エコ・ライス新潟」だ。農家たちが集まってできた会社で、コメの製造・販売を行い、これまで有機栽培による安全で安心なコシヒカリを全国各地に届けてきた。コメの環境の変化に、マネージャーの豊永有さんは「白い米だけを作って売る時代は終わった」と話し、アルファ米や米粉スイーツの開発など、コメを加工することで需要拡大をねらう。◆豊永さんが取り組んでいるもう一つの試みが2007年から始めた「白藤プロジェクト」。東京家政大学の学生と一緒に、新潟で幻のコメとなっていた「白藤」を復活させ、スイーツや化粧品などの商品開発を進めている。そしてこの白藤プロジェクト出身の女性が東京の小学校で栄養士として働き、子どもたちに米作りを体験させる“食育”を行っている。「お米作りを今の子どもたちに伝えることで、日本の将来を考えることになる」と話す。◆豊永さんはコメを使った商品開発だけでなく、“お米のあした”を創っていた。「百年後も二百年後もここで農業をやっていく」と力強く話す豊永さんの取り組みを通して“日本のコメ”の生きる道を探る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
とことん紀行 九州伝説 熊本・天草編

毎回1人の旅人がゆかりの地を訪ね、歴史や伝説などを軸にして、その土地の魅力をとことん掘り下げていく“大人の旅番組”。熊本県西部に位置し、大小120余りの島々からなる天草。その天草を、祖父の出身地であり、自ら「心のふるさと」と感じている俳優・堀田眞三が旅をする。◆かつて、遠くヨーロッパから海を渡り、天草に伝来したキリスト教と南蛮文化。戦国時代末期に伝わったキリスト教は、キリシタン大名の庇護のもと島民に広まり、天草には今も多くの教会が残る。そして、その後のキリシタン禁制の時代に起こった天草・島原の乱。そこで突如として歴史の表舞台に現れ、多くの民衆を指揮した謎の美少年・天草四郎時貞。今なお語り継がれる、天草四郎伝説にも触れる。◆天草・島原の乱後、天草は江戸幕府直轄の天領となった。その初代代官で復興につとめた鈴木重成公。重成公を祀った鈴木神社では、彼の偉業を知る。また、崎津や大江の天主堂を訪れ、過酷な弾圧の目を逃れて、密かに信仰を続けてきた、隠れキリシタンたちの暮らしを振り返る。最後は天草の最南端、牛深に伝わる「ハイヤ節」のエピソード。その源流を知り、自ら踊りを体験した堀田さんは、万感の思いで「自らのルーツ」である天草の旅を終える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組

Copyright Broadcast Programming Center of Japan.