テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

録音風物誌 白い輝きそうめんづくり

番組ID
R24296
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2023年02月26日(日)07:00~07:10
時間(分)
8
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
西日本放送(RNC)
製作者
西日本放送(RNC)
制作社
西日本放送(RNC)
出演者
ナレーション:白井美由紀
スタッフ
概要
香川県の小豆島で400年間続く手延べそうめんづくり。そうめんというと、夏のイメージがあるが、生産が盛んになるのは冬。晴れの日が多いため乾燥しやすく、寒さで味も引き締まるという。以前は、一つ一つの工程を手作業、足作業で行っていたそうめんづくりだが、最近では機械化も進み便利になった。しかし、その日の温度や湿度、気候などにより、刻一刻と変化するそうめんの状態を確かめるのは、職人の五感。そして必ず仕上がりの部分には人の手による作業がある。マルカツ製麺所の三木正人さんは「面倒をみる」という表現を使い、まさに目が離せない幼い子どものように、常に見て触って、においや音も感じながら、その状態を確認して作業している。亡くなった父の後を継ぎ、30代という若手ならではの工夫やアイデアをいろいろと試行錯誤する、三木さんの日々のそうめんづくりを伝える。

同じ年代の公開番組

RKKラジオ報道特別番組 真実を求めて ~免田事件が問い続けるもの~

1983年7月15日、34年以上死刑囚として獄中にあった免田栄さんが、国内で初めて再審で無罪となり釈放された。1948年人吉市で起きた一家四人殺傷事件の犯人とされた免田さんは、23歳で投獄され、何度も無実を訴え続けたものの一度言い渡された死刑判決は長年覆らず、やっと実現した再審で無罪判決を勝ち取った時には57歳になっていた。免田事件にかかわることのなかった制作者が、免田事件再審無罪判決40年を記念した特別番組の上映会に参加した。初めて見る番組を通して「なぜ無実なのに自白したのか?」「裁判にこれほど時間がかかるのはなぜなのか?」など事件に対する疑問が膨らむ。そして、その上映会での質疑応答で「免田が犯人」と主張する人がいることにも衝撃を受け、冤罪事件の罪深さを再認識した。そこで、免田さんの釈放後から取材を続ける3人のフリージャーナリストたちを訪ね、事件の概要や、なぜ警察、検察、司法までも誤ったのかをインタビューし、事件の構図を示した。また、獄中から家族や支援者に宛てた400通の手紙や、読破した1000冊の読書記録から、免田さん自身が「生きる意味」や「人間とは何か」を追究し続けた深層にも触れた。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組