テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

“旅立ち” 車谷萌花 18歳

番組ID
R24041
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年05月29日(日)20:00~20:54
時間(分)
54
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
music_note
音楽
放送局
南海放送(RNB)
製作者
南海放送(RNB)
制作社
南海放送(RNB)
出演者
ナレーション:和氣孝治
スタッフ
制作:和氣孝治、編集:和氣孝治
概要
愛媛県立松山盲学校は、愛媛で唯一の視覚に障がいがある人のための学校だ。そこで出会った高等部普通科3年の車谷萌花さん18歳。「未熟児網膜症」で生まれた時から目が見えない。小さな頃から歌が大好きで、高校の3年間、独唱に打ち込んできた。「きっと私は同情される」、「私を見る人はみんな“視覚障がい者の車谷萌花さん”という目をきっと向けてくる」。中学生になると、周囲の目に反発するようになった。そんな彼女を変えたのは、独唱の個人レッスンをしてくれていた声楽講師の今久保先生。「ちゃんと目を合わせて、表情を変えながら話してくれる」、「私のことを一人の高校生として、“一人の人間、車谷萌花”として見てくれる」。高校3年間の集大成として、東京で開かれる「ヘレン・ケラー記念音楽コンクール」に出場することになった。独唱と出会い、師と出会って大きく成長した萌花さんは、自らを解き放ち、羽ばたいた。コンクールの後、萌花さんには“夢”が生まれた。「今久保先生のような声楽の指導者になりたい」。新たな道を歩み始める18歳の旅立ちを追った。

同じ年代の公開番組

ドキュメント 加害者家族

夫が特殊詐欺事件で逮捕された女性。彼女は「『加害者の家族なんだから』と言われるが、私たちは本当に何も知らなかった」と訴える。しかし事件後、噂は広がり、自宅はすぐに特定された。誹謗中傷、娘へのいじめ、そして事件の記事はSNSで全国に拡散され、一家は社会から分断されていった。女性は「原因はマスコミが実名で報道したこと」と話す。加害者家族を守るために、“匿名報道”に舵を切った新聞が愛媛県の小さな町に存在していた。36年前のことだ。その思いを受け継いだ遺族は、ネット社会の今こそ、匿名報道が必要と訴える。日本には加害者家族を専門に支援する公的団体はなく、加害者家族という存在への社会の関心は薄い。加害者家族は徐々に社会から追い詰められていく。加害者は“家族との繋がり”が支えとなっている。妻と、塀の中の夫を繋いでいたのは、面会と手紙だ。しかし、逮捕から1年半経っても、女性が浴びる加害者家族という視線。多くの加害者が、家族や親戚から縁を切られているのが実態だ。“繋がり”が切れた時、加害者を待ち受ける末路はあまりにも切ない。夫が逮捕されて迎える2度目の春。葛藤の果てに、妻は一つの答えにたどり着いた。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組