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ラジオ番組

きたやまおさむ「イムジン河」スペシャル ~音楽は時代を超える~

番組ID
R24200
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年10月21日(金)20:00~21:50
時間(分)
98
ジャンル
music_note音楽
放送局
ニッポン放送(JOLF)
製作者
ニッポン放送(JOLF)
制作社
ニッポン放送(JOLF)、ミックスゾーン
出演者
スタッフ
制作:長濱純、演出:伊藤了子、構成:藤井青銅
概要
1968年発表のザ・フォーク・クルセダーズの『イムジン河』は当時の社会情勢を背景にリリース直前に発売中止、ラジオでも放送自粛の動きが広がった。その後、この54年の間に権利の整備、再リリース、リメイク、歌詞の追加などが行われ、歌い継がれてきた。このほど“フォークル”メンバーでもある精神科医・きたやまおさむの呼びかけで集まった「イムジン河新録実行委員会」により『イムジン河 2022年新録音バージョン』が制作された。世界で争いや格差が顕在化している今こそ、この曲を改めて世に出す意義がある。この番組では、当事者であるきたやまおさむをパーソナリティとして、この曲の持つ意味や音楽の持つ力を、自身の想いや参加した各アーティストたちのコメントを紹介しながら語り、考えていく。

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生涯野球監督 迫田穆成 ~終わりなき情熱~

83歳にして高校野球の監督を続ける迫田穆成さん。1955年に広島商業高校入学、1957年に主将として甲子園全国制覇。その後1967年同校監督に就任し、1973年春準優勝、同年夏優勝。選手、監督で全国制覇という快挙を達成した名将だ。迫田さんは6歳の時に被爆しており、不安な戦後を生き抜いた。その少年が広島勢優勝を飾り、原爆被害からの復興過程にあった広島の人々を大いに勇気づけた。迫田さんの歩みは、戦後の広島の歩みそのものだ。スポーツが地域の希望の光となり、全国を舞台に地方都市が張りあえることを証明した。バント、待球(四球や打ちやすい球を待つこと)、奇想天外な作戦。パワーで劣っても創意工夫と執念で日本一になる。その人生は実に爽快であり、苦境にある地方都市や弱者の生きる道を示すものだ。現在、迫田さんは竹原市にある全校生徒約150人の小さな県立竹原高校を指揮している。最初は11人だけだった選手も、翌年16人が入部し、ようやく戦力が整った。ここで自らノックバットを握り、野球部の強化はもとより地元の活性化にも寄与している。昨夏、20年間で1勝しかできなかった竹原高校は3勝をマークし結果が出始めている。迫田さんの生き方、言葉は苦境の地方や組織の一助となるはずだ。


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