テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

録音風物誌 磨いて輝け!靴と人生

番組ID
R23984
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年12月04日(日)06:10~06:20
時間(分)
9
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
京都放送(KBS京都)
製作者
京都放送(KBS京都)
制作社
京都放送(KBS京都)、地方民間放送共同制作協議会
出演者
ナレーション:森谷威夫、ナレーション:遠藤奈美
スタッフ
企画:大坪右弥、構成:大坪右弥
概要
京都の御池通に店を構える、靴の磨きと修理の専門店「株式会社 革靴をはいた猫」。2017年、当時学生だった代表の魚見航大さんが、龍谷大学構内のカフェで障がいのある若者ともに働く中で、メンバーの成長と自立の必要性を感じ、靴磨き専門店を起業した。1足1100円から靴を磨いてくれるこの店では、障がい者と健常者が靴磨き職人として共に働いている。靴磨き職人に求められるのは預かった靴を時間内にきれいにすること。これまで3000足を超える靴を磨いてきた職人歴5年の藤井琢裕さんの実演の模様を、実況風のナレーションにのせて伝える。靴を磨くことで靴の寿命だけでなく、お客さんの人生、そして「革靴をはいた猫」の職人たちの人生が輝いていく。「株式会社 革靴をはいた猫」の前途洋々とした姿を紹介する。

同じ年代の公開番組

SBCラジオスペシャル 「黒猫」田口史人のレコード寄席 ~昭和の校長先生編~

長野県伊那市にあるレコード店「黒猫」で“レコード寄席”なるイベントが開催されている。店主の田口史人さんは、元々東京でレコード店を営んでいたが、伊那に移住。これまでライブハウスで合間にDJを頼まれることがよくあり、昔のラジオのDJのようにレコードをかけて話をしており、その時に「音楽以外」のレコードをよくかけていた。レコード=音楽を聴くものと思っている人は多いかもしれないが、田口さんがこれはおもしろい!と薦めるのが「学校関係のレコード」である。昭和30年代後半以降、全国の学校で校歌を覚えてもらうために校歌が吹きこまれたものや、生徒たちの卒業記念に先生方からのはなむけの言葉を収録したものなどが存在していた。それは映像での記録がまだ一般的でなかった時代の「声のアルバム」とも呼べるもの。そしてそのほとんどが、うすいフィルムの「ソノシート」だった。そこには、それぞれの時代を映し出すような言葉が綴られている。時代ごとに田口さんの解説とともに聞いていくと、自分がその学校を卒業したわけではないのに、先生の言葉に胸が熱くなってくるから不思議。作られてから何十年も経過したものなのに、心を突き動かされるような熱い先生のメッセージもあった。田口さんとともに、レコード文化の裾野に広がる広大な世界を探訪する。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組