テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

ROK技術倶楽部〔92〕

番組ID
R23849
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年04月11日(月)00:00~00:30
時間(分)
34
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
ラジオ沖縄(ROK)
製作者
ラジオ沖縄(ROK)
制作社
ラジオ沖縄(ROK)
出演者
スタッフ
制作:福山賢一、演出:西原正太郎、構成:福山賢一、効果:西原正太郎、音楽:西原正太郎
概要
ラジオ沖縄の技術管理部に所属する3人が、ラジオ放送の裏側から見ている景色をとことんマニアックに語る番組。ラジコのタイムフリー非対応で、ラジオの前で同じ番組を聴く時間を共有してもらうことを大切にしている。(2020年7月5日放送開始)◆冒頭、LANケーブルを使った技術管理部員手作りの「3チャンネルのマルチケーブルシステム」を紹介。この番組を録音している技術管理部の机周りに敷設できるよう、LANケーブルや100円ショップで購入した箱で作った細身のケーブルだ。つづいて受信報告書のコーナーでは、まず島根県から届いた報告書を紹介。山陰地方からの受信報告は、ほとんどないという。2通目は長崎県から。3年前の消印の封筒が見つかったが、「受信確認証」を送ったかどうか不明だったので紹介した。締めくくりの「今週のラッキー音声」は、100円ショップで購入した「鉄道貨物のコンテナを模したブリキの箱」のフタを開け閉めする音を聴く。

同じ年代の公開番組

佐久間宣行のオールナイトニッポン0

元・テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行が「オールナイトニッポン0」に挑戦。フリーのテレビマン、48歳で既婚者、娘がいる脱サラおじさんが、一生懸命しゃべる。最年長パーソナリティが送る「メディアミックス ラジオ番組」。(2019年4月放送開始)◆この日のフリートークは、佐久間が高校1年生の娘と箱根神社に行った話。思春期の娘との距離感に悩む佐久間が、娘と一緒に箱根神社に行くことになるまでの照れが混じった感情、実際に行くことになったら準備をしていないフリをしながら、実際には入念にどこで写真を撮影して、どこかで食事をするのか準備をしていたことをドキュメントタッチで語っていく。その目線は、娘との小旅行を心から楽しんでいる父の目線であり、心が温まるトークとなった。そうした中で娘と同じ年の高校1年生のリスナーから、家族との距離感に悩むメールが届き、親の目線からアドバイス、エールを送る佐久間の声も普段よりも熱量が高く展開されていく。ディズニーランドで母親と一緒で恥ずかしかったという高校1年生の男子には、スタジオの作家が思わず反応してしまうなど、親孝行をキーワードに番組は進行。番組の最後には、佐久間のトークをきっかけに亡くなった父親との旅行を思い出したというメッセージを紹介。この日の放送は予め用意されていた内容ではなく、佐久間のトークをきっかけに全国のリスナーが自分を育ててくれている(くれた)父親と母親に思いを馳せる放送になった。


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーradioラジオ番組
ドキュメント 加害者家族

夫が特殊詐欺事件で逮捕された女性。彼女は「『加害者の家族なんだから』と言われるが、私たちは本当に何も知らなかった」と訴える。しかし事件後、噂は広がり、自宅はすぐに特定された。誹謗中傷、娘へのいじめ、そして事件の記事はSNSで全国に拡散され、一家は社会から分断されていった。女性は「原因はマスコミが実名で報道したこと」と話す。加害者家族を守るために、“匿名報道”に舵を切った新聞が愛媛県の小さな町に存在していた。36年前のことだ。その思いを受け継いだ遺族は、ネット社会の今こそ、匿名報道が必要と訴える。日本には加害者家族を専門に支援する公的団体はなく、加害者家族という存在への社会の関心は薄い。加害者家族は徐々に社会から追い詰められていく。加害者は“家族との繋がり”が支えとなっている。妻と、塀の中の夫を繋いでいたのは、面会と手紙だ。しかし、逮捕から1年半経っても、女性が浴びる加害者家族という視線。多くの加害者が、家族や親戚から縁を切られているのが実態だ。“繋がり”が切れた時、加害者を待ち受ける末路はあまりにも切ない。夫が逮捕されて迎える2度目の春。葛藤の果てに、妻は一つの答えにたどり着いた。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組