テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

坂の上のラジオスペシャル 明治松山物語 ~ソローキンの見た桜~

番組ID
R23812
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年03月12日(土)12:00~14:00
時間(分)
112
ジャンル
recent_actors
ドラマ
放送局
南海放送(RNB)
製作者
南海放送(RNB)
制作社
南海放送(RNB)
出演者
スタッフ
制作:和氣孝治、演出:田中和彦、演出:古茂田圭、原作:青山淳平、脚色:田中和彦、構成:田中和彦、制作:乗松佳津彦、制作:柴田秀樹
概要
2022年3月12日、坂の上の雲ミュージアムで実施された「明治の松山、その時代を生きた人々の心」を探るシンポジウムと、ラジオドラマ「松山捕虜収容所外伝 ~ソローキンの見た桜~」(第1回日本放送文化大賞グランプリ受賞)の再放送で構成する。◆シンポジウムでは「ソローキンの見た桜」誕生の秘密、松山にあったロシア兵捕虜収容所と当時の松山について、「松山ロシア物語」を執筆した作家・青山淳平さん、坂の上の雲ミュージアム学芸員の川島佳弘さん、ラジオドラマの脚本を手掛けた南海放送の田中和彦会長によるトークで深掘りしていく。◆ラジオドラマ「松山捕虜収容所外伝 ~ソローキンの見た桜~」は日露戦争時の愛媛県松山市を舞台に、運命的に出会ってしまった日本人看護師とロシア将校の二人の物語。日露戦争から現代までに続く数奇な運命をたどった男女、そしてその子孫が巡る不思議な運命を描いたフィクションである。

同じ年代の公開番組

幕末デェスペラード 小松藩心中

愛媛県に実在した小松藩を取り巻く幕末の人々の物語を題材に、70年代のウエストコーストの代表的バンド「イーグルス」の楽曲で綴るラジオドラマ。◆ドラマの舞台は幕末を迎えた一万石の小松藩。貧しい小藩であったが、長い歴史の中で幾度も起こった飢饉で誰一人死ぬことはなかった。善政が施され、藩民は武士・農民・町人の隔てなく、それぞれ健気に矜持をもって暮らしていた。「伊予聖人」と呼ばれた近藤篤山の存在もあり、江戸で学んだ有能な藩士が多かった小松藩は、伊予国の藩では珍しく、揺れ動く幕末に薩長に加担して倒幕に動く。そんな騒然とした時代にこの小さな藩で「心中事件」が発生する。心中=相対死はご法度の時代。普通ならば晒しものにして埋葬すらも許されない。しかし、他藩から流れてきたらしいこの男女の心中は、男は武士の作法で切腹、女は死にきれずに生きた状態で発見された。生き残った女「ふう」と、下級武士だった夫を戊辰戦争の傷がもとで失った妻「せつ」。二人の間に奇妙な交流が生まれる。やがて二人はそれぞれの覚悟で「明治」という時代に足を踏み出すのだが…。


recent_actorsドラマradioラジオ番組