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ラジオ番組

RSKラジオ特別番組 塀の中のラジオ ~贖罪と更生 岡山刑務所から~

番組ID
R23235
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放送日時
2021年03月27日(土)21:00~21:59
時間(分)
59
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
RSK山陽放送(RSK)
製作者
RSK山陽放送(RSK)
制作社
RSK山陽放送(RSK)
出演者
ナレーション:沢知恵、代読:坂俊介、代読:伊藤正弘、代読:坂井亮太、代読:沢知恵
スタッフ
プロデューサー:山内基裕、取材:米澤秀敏、構成:米澤秀敏
概要
土曜日の夜9時、岡山刑務所だけで放送されている「受刑者のためのリクエスト番組」がある。DJを担当するのも受刑者で、彼らが聞きたい曲をリクエストに添えられたメッセージと共に紹介するラジオ番組だ。1980年から40年以上続く全国的に珍しい取り組みだが、その存在はほとんど知られていない。岡山刑務所は、主に初犯で懲役10年以上の男性を収容している。服役する440人の半数以上が無期刑というこの施設で、「塀の中のラジオ」は彼らの心にどんな影響を与えているのか。犯した罪と向き合う受刑者を取材すると、無期刑の現状や、高齢受刑者同士の老々介護、社会復帰後の居場所など、日本の刑務所を巡る様々な課題も見えてきた。
受賞歴
放送文化基金賞(第47回最優秀賞)、ギャラクシー賞(第58回選奨)

同じ年代の公開番組

帰りたい、返ってきて ~ふるさとは、もう一つの泊村~/STVラジオ特別番組

国後島に生まれ育った女性の証言を中心に、終戦後も「戦争」に翻弄されたある家族の現実を伝えるドキュメンタリー。当時の様子をドラマ仕立てにして構成されている。◆根室市に住む矢萩トクさん(82歳)が生まれ育ったのは、北海道国後郡泊村。現在はほとんど知られていないが、国後島の泊村は北方領土4島の中心的な街で、終戦まで日本人が生活を営み、活気にあふれていた。その泊村に、トクさんは9歳まで暮らした。太平洋戦争終結の直後、その生活は一変する。戦勝国アメリカではなく、ソビエト連邦(当時)の兵隊が島に上陸したのだ。実効支配を続けるソ連兵による略奪、誘拐など様々な危機と隣り合わせの日々が始まる。やがてトクさんの家族は島を離れ、根室に引き揚げた。引き揚げる途中サハリンで妹を亡くすなど、トクさん家族の苦労は泊村を離れてもしばらく続いた。◆現在、故郷の国後島が見える根室市で暮らすトクさんは、今でも時折、当時の夢を見るという。解決の兆しが見えない領土問題の現状と自身の年齢を考えた時に、トクさんの中に「帰省」をあきらめる気持ちも生まれ始めた。2020年(令和2)3月現在、北方領土を拠点に生活していた元居住者は、あわせて6,097人。平均年齢は84.4歳である。


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