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ニュース映画

毎日世界ニュース 434 作家は演技する

番組ID
N00890
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年12月02日(水)
時間(秒)
111
カテゴリ
文化・芸術
概要
非芸術祭参加と銘打って、1959年も恒例文士劇の稽古が始まった。第41回直木賞作家の平岩弓枝・渡辺喜恵子両女史や平林たい子さんら女流の中に、坊主頭「女無用」の五味康祐さんが女形になって特別参加するのは「娘道成寺」。こちらは長袴をつけて、ぐっと本格的な「寿曽我対面」の立ち稽古。久保田万太郎さんの工藤祐経、舟橋聖一さんの曽我十郎祐成、曽我五郎時致は中野実さん。俳優入門で話題をまいて、すっかり演技づいた三島由紀夫さんは弁天小僧の大役。そばで気を揉む三島夫人。浪人姿が板に付いた松本清張さん。女姿の加藤芳郎さんや五味さんに、毒気をぬかれた形の今東光さん。年に一度のお道楽もだんだん病膏肓に入って来たようだ。

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毎日世界ニュース 406 ゆらぐ専売制度

瀬戸内海沿岸では流下式という新しい製法を取り入れて、塩の生産はようやく最盛期に入ろうとしているが、一方では、塩の生産過剰のため、整理の対象となった弱小塩田は、今途方に暮れている。伊達政宗の時代から300年の歴史を持つ、宮城県の渡波塩田もその一つ。入浜式という昔ながらの製法では、コストが高くついて外国から安く入る塩に太刀打ち出来なくなったのである。戦後塩不足の時代、増産また増産に追われたのも今は昔の夢。再建も補償もメドがつかぬまま、塩を炊くカマドの火は絶えて、塩田はペンペン草の生え放題。見捨てられてゆく弱小塩田の悲哀である。一方、アルコールは需要減のため、宮崎県の小林工場は経営合理化のため民間払下げと決定。120名の従業員たちは死活問題だけに払下げ絶対反対。市役所に陳情に押し掛けて深刻な表情だ。同じ民間払下げの悩みを持つ福岡の国鉄志免炭鉱の従業員たちも、応援に駆けつけ、払下げ反対の共同闘争を打ち出した。その場へ視察に現れた通産局の役人が、写真を撮ったというのでフィルムを巻き上げられる始末。赤字を抱えた専売制度の危機は、経営合理化の名のもとに、こうした弱小企業へのシワヨセとなって表われて来たようである。


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