ニュース映画
毎日世界ニュース 433 火薬工場爆発 横浜
番組ID
N00886
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上映日
1959年11月25日(水)
時間(秒)
128
カテゴリ
地域
概要
1959年11月20日午前10時40分頃、横浜市金沢区の東洋化工横浜工場の火薬工場が爆発、火災を起こし隣接の火薬庫などが危険にさらされた。吹き飛んだ工場で決死的な消火作業が行なわれているが、現場には砲弾や火薬が散らばって第2の爆発が気遣われている。自衛隊まで出動し、非難命令が出されて現場は緊張した空気に包まれた。幸い火は消し止めたが、爆発の被害は現場から1.5キロも離れた学校や民家にまでおよび、死者3名重軽傷者およそ500名を出すという大惨事となった。付近の工場に爆発の物凄さが見られ、小学校や高校など八つの学校は教室を壊され生徒に多数の負傷者を出した。民家も惨澹たる有様で爆発の規模の大きさを物語っている。負傷者は付近の病院に収容されたが、不慮の災害というにはあまりにも痛ましい姿だ。原因は第2熔てん室で実験中火薬に引火したものとみられているが、いつも大きな被害を出すこのような住宅地帯にある危険な火薬工場の厳重な取締りが望まれる。