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ニュース映画

毎日世界ニュース 410 北朝鮮帰国への道ひらく

番組ID
N00790
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上映日
1959年06月17日(水)
時間(秒)
126
カテゴリ
政治・経済
概要
2ヵ月間にわたった北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)帰還交渉は、1959年6月10日ついに事実上の妥結を見た。発表する日本赤十字社の島津忠承社長。これで日韓関係は重大段階にきたと、柳韓国大使は外務省を訪れ強い不満を訴え、捨てぜりふを残して本国政府と打合せのため早々と帰国してしまった。一方、喜びの報に沸き立つ在日本朝鮮人総連合会大会は、遙々神戸から駆けつけた自転車隊が到着して最高潮に達した。人道が政治に勝ったといわれる北朝鮮帰還交渉。歓呼のどよめきのうちに第1次帰国者も決まった。帰る者送る者、共にすみやかな平和的帰国業務の遂行を望んでいるのだ。

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毎日世界ニュース 412 日本の鼓動 六月二十五日

1959年6月25日、閣僚を入れ替えて守りを固めた岸信介内閣は、最大の関門、安保条約改訂問題を抱えて臨時国会に臨んだ。政府の防衛力強化の方針に、一周年を迎えた自衛隊習志野空挺団では訓練にも一段と気合いが入り、海上自衛隊には日米相互防衛援助協定による、戦後最大の国産駆遂艦「てるづき」も誕生した。同じ日、アメリカへ向かう練習艦隊と入れ代わりに、鹿児島港に日本の最南端与論島から平和行進が到着、原水爆禁止の悲願を込めて広島への歩みが続けられた。韓国(大韓民国)から米軍の撤退を求めて気勢をあげる北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の人々も、帰国を前に喜びの表情が溢れているが、この日は祖国の姿そのままに、南北入り乱れての朝鮮動乱記念日となった。防衛庁前には安保条約改訂反対のデモ隊が押しかけ、日比谷で全国統一行動日の中央大会が開かれた。防衛予算より米価の補償をと農民も立ち上がり、折りから開かれている米価審議会に適正米価を要求して農林省前へ坐り込みの作戦に出た。夜の街では全学連の学生たちがデモをくり返し、またしても警官隊と衝突し、この日のフィナーレは夜の更けるまで続けられた。1959年6月25日は、国の運命を決める多くの問題を抱えて悩む日本の縮図ともいうべき一日であった。


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