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ニュース映画

毎日世界ニュース 397 あの町この町 問題の地方選挙

番組ID
N00735
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年03月18日(水)
時間(秒)
196
カテゴリ
社会
概要
神奈川県相模原市では、小林市長が農地を工場用地として転売し、4500万円ほど横領、不信任を決議した市議会を、留置場から解散させるという事件が起きた。このため、1959年2月11日から市議会議員選挙が始まったが、市民はさっぱり無関心である。山口市でも長井市長が4億円といわれる詐欺事件を起こし、市民はリコール署名簿を提出した。この詐欺にかかった森脇將光氏は「こうした事件は氷山の一角だ」と語る。茨城県小川町の町長選挙は、基地反対の山西きよさんと基地賛成の宮内久介氏の一騎打ちである。3月15日、95パーセントの投票率を示して判決が下り、宮内氏が当選、山西さんは敗れた。長い紛争に町民の1人は「選挙はもうこりごりだ」と語っている。平和な暮らしを望む人びとに、あまりにも問題の多い地方選挙である。

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毎日世界ニュース 418 松川事件裁判やり直し

昭和24年(1949年)8月17日午前3時9分、東北線上り旅客列車が突然脱線転覆。乗務員3名を死亡させた松川事件も、あれから丁度10年。1959年8月10日は最高裁の判決の日。無罪要求の行進が被告たちを先頭に続々と東京に入って来る。この日最高裁は異例の警戒ぶり、乗り込んで来た右翼が押し返され、一方では労働組合員たちも警官に阻止されて近づけず、遠くで公正裁判を要求。こうした騒ぎをよそに午前9時過ぎ、南門から傍聴人が静かに入廷。そのあと被告が続いて入る。やがて田中耕太郎最高裁長官も出廷して、午前10時3分、松川事件上告審の判決が下された。「原判決を破棄し、本件を仙台高裁に差し戻す」。裁判はまったくのやり直し。長い間ペンで共に闘ってきた作家広津和郎氏の感慨はひとしお。2審で死刑だった被告は「無罪でないのが残念だ」ともらせば、田中長官は「良心に従う裁判とは、どちらにも気兼ねなしにすることだ」と語る。しかし、さすがに10年ぶりに取り戻した被告たちの喜びは大きく、「松川公判を聞く会」に集まった数千人の労働組合員から、家族と共に祝福を受ける。無罪への明るい見通しに、歓呼の声は夜の街にいつまでもこだました。


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