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ニュース映画

毎日世界ニュース 393 内憂外患 船舶賠償・北朝鮮帰還

番組ID
N00715
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年02月18日(水)
時間(秒)
170
カテゴリ
政治・経済
概要
政府は1959年2月13日、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)帰還の方針を了解したが、韓国側は抑留日本人漁船員は帰さないなどと強硬な報復手段を通告、西日本の漁民たちは深刻な表情でこの非常事態の成り行きを見守っている。同じ13日、衆議院予算委員会では社会党が、インドネシア船舶賠償に汚職の疑いありと岸信介内閣を追及。激しい追及に各大臣の答弁が食い違い、閣内不統一の醜態を演じ、何か隠しきれないような印象を与えた。岸首相も「以後は改心します」と頭を下げる有様。外には北朝鮮帰還問題、内には賠償汚職の疑い、岸さんこの頃ユウウツである。

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毎日世界ニュース 429 自衛隊二つの顔

まだ水の引かぬ愛知県尾西地方の災害地に残って、復旧作業を続ける自衛隊。銃よりもスコップを肩に隊員たちの目覚ましい活躍ぶりは、地元の人々から大いに頼もしがられ感謝されて来た。子供たちにもすっかり親しまれ、学校への送り迎えから、途方にくれる老人の世話に至るまで、自衛隊員たちがこれほど国民と溶け合ったのは初めての事かも知れない。今度の災害出動で自衛隊が使った費用はおよそ1億円、それはF86Fジェット機1機分に相当する金額で済んだのだ。「こんなに高いジェット機よりもヘリコプターを増やせ」。これが今後の自衛隊に望む国民の声ともなっている。こうした折、アメリカで次期戦闘機の調査を終えた源田実空将の一行が、注目を浴びて帰国した。ロッキードかグラマンか、いずれにせよ1機だけで3億円という高い買物に疑問を持つ人が多くなって来た。安保条約改定のPRに本腰を入れ始めた岸信介首相や藤山愛一郎外務大臣。改定の必要を力説するが、果してどれだけ国民の理解を得ることが出来ただろうか。宮城県では第6管区6千名の自衛隊が出動して、1959年最大の演習が始まった。まるでお祭りでも見物するように集まって来た住民たち。ある隊員は演習より子ども相手の方がずっと楽しそうであった。目に見えぬ仮想敵国に備えて自衛隊を戦闘訓練に駆り立てるより、毎年襲って来る災害という敵から国土を守る方がどれだけその使命に叶っていることか、それは自衛隊員自身が一番よく知っているはずである。


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