テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

家族新聞 ―じいちゃん編集長と一族の73年―

番組ID
217771
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年05月21日(土)16:00~16:55
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
高知放送(RKC)
製作者
高知放送(RKC)
制作社
高知放送(RKC)
出演者
ナレーション:井手上恵
スタッフ
撮影:中城真紀、撮影:貞岡秀昌、撮影:氏原一晃、編集:西山徹、ディレクター:田中智盛、プロデューサー:中嶋淳介
概要
「恥ずかしくて外には出せない。親族だけの共通の記録です」。そう話すのは、高知県高知市の松本家の人々だ。創刊73年、5世代36家族89人が書きつづる冊子『家族新聞マスコット』は、家族の近況報告や子育て日記、日常の出来事などをつづった松本さん一族だけの新聞である。編集長は御年100歳のおじいちゃん。書き手の親族は高知県内外に広がる。これまでに73年にわたって、156号が発行され、親族の近況以外にも、戦後の生活の様子や阪神大震災に被災状況なども記録されている。しかし、編集長を継ぐ者がおらず家族新聞には廃刊の危機が迫っていた。手紙でもSNSでもない、家族新聞。そこには強い絆で結ばれる大家族の思いが秘められていた。

同じ年代の公開番組

日本のチカラ シンタと妻と娘たち ~おいしい宮城 届けます!~

20万個も売り上げた「牛たんデミグラスソース煮込み缶詰」など、宮城県で地元食品メーカーや生産者と一緒に商品開発を行い、次々に新商品を生み出しているのが、「かね久」の社長・遠藤伸太郎さんである。「かね久」は1945年創業のパン粉製造会社だが、8年前に遠藤さんが継いでからは食品卸、商品開発にまで事業を拡大し、大きな成長を遂げている。その遠藤さんが中心となって、地元メーカーと一緒に立ち上げたのが「食のみやぎ応援団」。2021年1月には持続的な社会の実現を目指す「SDGs宣言」を行い、廃棄されていた食材の新たな価値を見つけて、新商品を開発する活動などを行っている。遠藤さんは妻と3人の娘の5人家族。中学校の幼馴染でもある妻・桐恵さんから「シンタ君」と呼ばれる遠藤さんは、「社長」の顔とは別に、家庭では娘たちにとても甘いお父さんの表情を見せる。遠藤さんがこのように宮城の食材を全国にPRすることを決意したのは、2011年の東日本大震災がきっかけだった。「宮城の食材で全国、全世界の人とつながろう」と強い信念を持って突き進む遠藤さん、そしてそれを誰よりも理解する妻と娘たち。「おいしい宮城」を届けようと奮闘する「シンタ」と家族の物語である。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組