テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

日本のチカラ 海のごみを“宝物”に! ~キラリ輝く男の未来~

番組ID
217714
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年05月14日(土)05:20~05:50
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
名古屋テレビ放送(メ~テレ)
製作者
名古屋テレビ放送(メ~テレ)
制作社
名古屋テレビ放送(メ~テレ)、民間放送教育協会
出演者
ナレーション:堂野浩久
スタッフ
テーマ曲:相知明日香、撮影:久野陽一、音声:丹野翼、編集:鈴木建晴、編集:田中博昭、音響効果:小林由香里、MA:犬飼小波、ディレクター:松尾有美、プロデューサー:村瀬史憲、プロデューサー:雪竹弘一
概要
海のごみを拾うたび「宝だ!」と目を輝かせる男性がいる。元航海士の間瀬雅介さん(29歳)。目標は、プラスチックごみの概念を変えること。海洋プラスチックごみを回収して“美しい商品”に変え、販売する仕事をしている。商品の種類は、ピアスをはじめ、ランプやテーブルなど様々だ。今まで「ごみ」として扱われてきた廃棄プラスチックに付加価値を付けていくことを目指している。間瀬さんは2020年に家族で三重県鳥羽市に移住し、地元の漁業従事者たちと海岸の清掃活動を行っている。鳥羽に来た頃はカキの養殖を手伝って生計を立てていた。1年経ってようやく商品の製造を本格化し、今や全国のファッション業界や観光業界などから商品の発注が舞い込む。そんな間瀬さんに憧れて「仕事を手伝いたい」と全国から若者が集まってくる。“ごみの価値観”を変えようと奮闘する、間瀬さんの日々を追いかけた。

同じ年代の公開番組

ヒロシマ 祈りの場の1年 ~2021年8月―2022年7月~

広島の平和記念公園には日々どんな人がやって来るのか、公園の日常を1年にわたって記録した。渡部和子さん(78歳)は、毎日夜明けとともに公園内の原爆供養塔にやって来て、塔周辺の落ち葉を丁寧にかき集め、献花台を清掃する。ここには約7万柱の引き取り手のない遺骨が納められている。20年以上ボランティアを続ける渡部さんは「7万と言われてもおひとりおひとりのそれまでにかけがえのない人生があったんだし、希望があった。輝かしい人生を原爆で断ち切られたんですから」と語る。取材を続ける中、ロシアによるウクライナ軍事侵攻が始まった。世界が不安に包まれたその頃、被爆2世の画家、ガタロさん(72歳)が原爆ドームを見つめていた。彼はかつて1年間にわたり原爆ドームを描き続けたことがある。廃墟となったウクライナの街と原爆ドームが重なり、再び原爆ドームに向き合い始めた。核兵器の脅威が再び突き付けられた世界を憂い、ガタロさんは今日も絵筆を執る。元旦、慰霊碑で“千人献花”を行う人々。毎月6日、60年にわたって原爆供養塔での読経を続ける僧侶。毎日、原爆死没者追悼平和祈念館で被爆体験記を読む男性。今日も祈りの場には様々な人が訪れる。平和公園で出会った人たちを通して、「ヒロシマの思い」が映し出される。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組