テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

高校生レストラン これからも満席

番組ID
216963
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年04月29日(木)19:00~19:55
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
三重テレビ放送(MTV)
製作者
三重テレビ放送(MTV)
制作社
三重テレビ放送(MTV)
出演者
ナレーション:村林新一郎
スタッフ
ディレクター:村林新一郎
概要
三重県多気郡多気町にある県立相可高校には、全国に名を轟かせる食物調理科という学科がある。そして食物調理科・調理師コースの生徒のほとんどが所属する調理クラブの立ち上げから顧問を務めてきたのが、村林新吾教諭である。これまで、数々の料理コンクールなどで結果を残し、料亭や飲食店などで即戦力として活躍できる人材を育成してきた。そんな村林さんが定年退職を控え、相可高校で過ごす集大成の1年として2020年を迎えた。しかし、2020年は新型コロナウイルスにより学校は臨時休校し、生徒たちの実習の場として営業していた高校生レストランも休業を余儀なくされた。番組では、大晦日まで行われたおせち作りを中心に、村林さんと生徒の奮闘を息子である番組ディレクターが取材した。しかし、3年生がクラブを引退し、残すは卒業式のみとなった1月6日に村林さんが脳出血で倒れてしまう。卒業式に出席する為に必死にリハビリに励む村林さん、そして不遇の1年を過ごした生徒たちへの最後の指導。村林さんの教師人生最後の時間を追いかけた。

同じ年代の公開番組

遺すことば ~三重から島へ ハンセン病回復者の思い~

2021年は、ハンセン病患者の終生隔離を定めた「らい予防法」廃止から25年、法律の違憲性を問う国家賠償請求訴訟の原告勝訴判決から20年の節目。三重テレビでは2001年からハンセン病問題を追いかけてきたが、取材対象者の多くが他界し、療養所の高齢化も進み、彼らの言葉はより重みを増している。三重から島に送られた人たちが人生の晩年に勇気を出して語ってくれた言葉は、これからを生きる世代への遺言ともいえる。新たな感染症への差別は今も絶えない。節目の年にあたり、過去に紹介した人たちのインタビューを体系的に紹介し、胸に刻んでもらおうと企画し、1月31日の「世界ハンセン病の日」に放送した番組を主軸に再構成した番組。「荷物のように」収容された様子、入所当日に父の背中を見て感じた特別な思い、「(療養所に)入ったら二度と出れないと言われて死を選ぼうとした」経験、子どもを持つことが許されなかった無念さ。回復者たちの経験を伝えるほか、スポ―ツや趣味などに力を注いだ様子も紹介する。最後のパートでは、河村さん(仮名)と妻、療友にスポットを当て、ハンセン病問題の実情を浮き彫りにする。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組