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テレビ番組

残溜 イタイイタイ病公害病認定50年

番組ID
213509
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放送日時
2018年05月30日(水)21:00~21:57
時間(分)
55
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
チューリップテレビ(TUT)
製作者
チューリップテレビ(TUT)
制作社
チューリップテレビ(TUT)、北陸チューリップ
出演者
ナレーション:山西惇、声:よしいよしこ
スタッフ
撮影:西田豊和、編集:西田豊和、撮影:森修、撮影:松井隆雄、撮影:五藤充哉、撮影:村井勝、撮影:柿沢雄二、音楽:矢﨑裕行、MA:林壮樹、CG:田口衛、コーディネーター:周来友、取材:安倍太郎、デスク:槙谷茂博、プロデューサー:中村成寿、制作統括:服部寿人
概要
イタイイタイ病が公害病と認定され半世紀がたった。悲劇の舞台となった神通川流域に住む認定患者の女性は、今も通院と投薬が欠かせない。早くからの対症療法のおかげで昔の患者のように触るだけで骨が折れるということはないが、国策のために垂れ流された鉱毒が彼女の人生を狂わせた。原因は当時の三井財閥が運営する鉱山が排出したカドミウム。明治時代からの鉱害は、1968年になってようやく国内第1号の公害病として認められた。その「厚生省見解」は企業の責任を断定する画期的なものだった。当時、現地調査にもあたった厚生省OBが「見解」をまとめるまでの舞台裏を証言する。この「厚生省見解」を皮切りに、日本は公害対策の法律整備が進み環境問題が声高に叫ばれるようになった。神通川流域も農地の土壌復元工事が終わり、被害者団体と三井金属鉱業はイ病前段階の「カドミウム腎症」に一時金を支払う合意を結んだ。“公害”は過去のものになったように見えるが、患者は今も進行する病状に怯え、中国でも鉱山近くの農村で「痛痛病」と呼ばれる病気が蔓延している。◆平成30年度文化庁芸術祭参加作品

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