テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

テレメンタリー2018 “3.11”を忘れない73 置き去りにされた在宅被災者 ~見えぬ生活再建~

番組ID
212115
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2018年03月14日(水)01:56~02:26
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
東日本放送(KHB)
製作者
東日本放送(KHB)
制作社
東日本放送(KHB)
出演者
ナレーション:岩田華怜
スタッフ
MA:石川幸人、音響効果:片山由理、タイトル:村上大介、撮影:佐藤健二、編集:佐藤健二、ディレクター:国安貴俊、プロデューサー:藤井尚弘、制作:阿部佳弘
概要
東日本大震災から7年が経った今、復興格差が浮かび上がってきた。地面がむき出しになっている部屋や穴の開いた天井、そんな自宅に住み続けている人たちがいる。彼らは「在宅被災者」と呼ばれ、そのほとんどが高齢者だ。自宅で避難生活を送っていたため、実態の把握が難しく、行政の支援は届きにくかった。在宅被災者を救うため、宮城県石巻市の支援団体「チーム王冠」と仙台弁護士会が動き出した。支援制度を見直し、この教訓を生かさなければ、将来起こりうる首都直下地震でも同じことが繰り返されてしまう。復興から置き去りにされた在宅被災者の実態と支援制度の在り方を見つめる。

同じ年代の公開番組

NNNドキュメント’18 泣き寝入り… ~犯罪被害と賠償金の行方~

関西地方に住む55歳の男性は9年前、出張先の愛知県で傷害事件に巻き込まれ、脳の半分が欠損するという重大な後遺症を負い、記憶障害と左半身麻痺に苦しんでいる。通信関係の工事業を営んでいたが、事件後は廃業を余儀なくされた。無収入となり障害者手当などで細々と生活している。今一番恐れているのは「時間の経過」だ。というのも、民事裁判によって加害者に1億6千万円の賠償命令が言い渡されたものの、相手からは一円も支払われないまま、あと2年半で10年という「消滅時効」を迎えるからだ。その瞬間、判決文は、ただの不良債権になる。当時34歳の加害者はすでに出所しているはずだが行方は分からない。報道で伝えられるのは、事件の犯人が逮捕され、裁判で判決が言い渡されるまでがほとんどだ。しかし、「その後」こそが、遺族・被害者にとって、真の苦悩の始まりだ。被告が法廷で口にする「一生かけて償います」という謝罪の言葉は、いとも簡単に裏切られ、判決で言い渡された賠償金は、7割の人が受け取っていないという。後を絶たない賠償金不払いの現実に国や弁護士会はようやく動き始めた。事件後の賠償金を巡る償いの実態に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組