テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ぼっけもんの夢!かつお節を世界に ~EUに挑んだ3年間~

番組ID
211717
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2017年01月22日(日)15:30~16:25
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
鹿児島放送(KKB)
製作者
鹿児島放送(KKB)
制作社
鹿児島放送(KKB)、放送技術社
出演者
ナレーション:よし俣とよしげ
スタッフ
題字:川路聡美、撮影:山下淳也、撮影:桜井譲士、撮影:濱田大作、編集:濱田大作、音声:岡村さおり、タイトル:村野エリカ、MA:工藤雄生、音響効果:喜納真弓、構成:岩井田洋光、ディレクター:後藤紗耶香、プロデューサー:折田義樹
概要
2016年8月、フランスの小さな港町で涙をこぼす男性がいた。かつお節の生産量日本一の町、鹿児島県枕崎市の大石克彦さん(57歳)。90年続く中堅クラスのかつお節製造業者の4代目である。彼にとって、その日は3年をかけた挑戦の大きな節目の日。それは、フランスでのかつお節の生産である。世界的な和食ブームを受けてヨーロッパでも日本食レストランは1万軒を超えるほどに急増した。ところが、おいしさの元となる「だし」に欠かせないかつお節は、衛生基準の違いから輸出できていない。確実においしいかつお節をEUに届けるために、大石さんは現地生産を選んだ。しかし、50代にして初めての海外進出は苦労の連続で、当初の計画から2年遅れた。逆境をバネに、鹿児島から世界を目指し、高い壁に挑む小さな町の生産者。3年間の挑戦をカメラが追った。

同じ年代の公開番組

大河ドラマ おんな城主直虎 総集編〔3〕 逃げるは恥だが時に勝つ

戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた。遠江・井伊家の当主、井伊直虎は、巨大な勢力が虎視眈々と領地をねらう中、資源も武力も乏しい土地で、仲間と力を合わせて国を治め、その後の発展の礎を築いた。自ら運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。大河ドラマ第56作(2017年1月8日~12月17日放送、全50回)の総集編(全4回)。作:森下佳子。◆総集編・第3回「逃げるは恥だが時に勝つ」。材木を三河に横流しをしたとして、駿府に召し出された直虎(柴咲コウ)であったが、龍雲丸(柳楽優弥)らの助けもあり、無事井伊谷に帰ることができた。さらに気賀の町衆らからの願いもあり、直虎は方久(ムロツヨシ)らとともに今川重臣を懐柔し、見事に気賀の城を預かることが認められる。一方、ついに武田信玄(松平健)が動き始める。武田との闘いが避けられなくなった今川は、井伊家を潰し、井伊谷を直轄領にしようとする。そこで直虎と政次(高橋一生)は井伊家を守るため、ある企てを計画する。◆解説副音声あり


swords時代劇tvテレビ番組
今日ドキッ!報道スペシャル 縮む鉄路の先に ~地域交通 再生のシグナル~

国鉄が分割民営化されて30年。JR北海道が破綻の危機に瀕している。北海道内の全路線の半分に当たる約1200キロの線区において、単独では維持が困難だと発表したのだ。このままだと3年で資金がショートし、列車の運行ができなくなるとも主張する。バス転換や費用負担を求められた自治体や住民は一斉に反発し、JRに路線の維持を求めるとともに、国に支援を訴える。いまだJRとの協議に応じない自治体がある一方、JRに頼らない公共交通のあり方を考える住民の動きも出始めた。公共交通の専門家も「地元の人が乗らないのに、鉄道だけ残せというのは理屈が通らない」と指摘する。他の地域では、地元が知恵をしぼり鉄道を盛り上げようと取り組む路線もあり、フランスでは「交通権」という考え方のもと、鉄道も道路と同じように国や自治体が予算を投入し維持している。人口減少に直面する北海道、そして日本。縮みゆく鉄道網の先にどんな世界が待ち受けているのか、縮みゆく公共交通の先にどんな地域社会を築いていけばいいのか、現場から報告する。


cinematic_blurドキュメンタリーondemand_video報道・時事tvテレビ番組
火曜ドラマ あなたのことはそれほど〔2〕

初恋を忘れられない妻と、そんな妻を狂気的に愛し続けてしまう夫。偶然の再会がもたらす大人のいびつなラブストーリー。原作:いくえみ綾、脚本:吉澤智子。(2017年4月18日~6月20日放送、全10回)◆第2回。幸せだが物足りない結婚生活を送っていた美都(波瑠)と、妊娠中の妻・麗華(仲里依紗)がいる有島(鈴木伸之)は、互いに結婚していることを隠したまま、一線を越えてしまう。有島との再会に浮かれて上機嫌になる美都。勤め先の医師でバツ3の花山司(橋本じゅん)は、目ざとく美都の変化に気づき、上手に嘘をつくようアドバイスをする。恋にのめりこんでいく美都は、夫・涼太(東出昌大)に小さな嘘を積み重ねていく。そして自分の携帯電話を涼太が執拗にチェックしていることにも気付かない。一方、出産のため里帰りする麗華は、隣人・横山皆美(中川翔子)から夫婦仲を羨ましがられるが、有島に違和感を覚える麗華は意味深な言葉を呟くのだった。麗華が里帰りしたことで、有島から温泉旅行の承諾を得た美都は、親友の香子(大政絢)に有島との関係を話してアリバイ作りに協力してほしいと頼み込むが、香子は激怒し、帰ってしまう。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
生き直したい 服役11回・更生の支え

2016年6月、一人の男性が刑務所を後にした。10年前にJR下関駅を放火全焼させ服役した福田九右衛門さん。福田さんは、逮捕歴11回、刑務所生活50年以上にのぼる。京都生まれで、軽い知的障害があり、JR下関駅を放火する直前も福岡刑務所を出所したばかりだった。行くあても、お金もなく、生活保護を受けようと北九州市役所に向かったが、受けることはできず、故郷の京都に向うようにと下関まで行く切符を渡され、下関駅で、放火してしまった。それまで10回の服役全てが放火・放火未遂で、「人生で辛いのは、刑務所を出て誰も迎えがいないこと」だったと語る。同じ頃、北九州市で生活困窮者支援をしていた奥田知志(大津市出身)・伴子夫妻は、自分たちが福田さんと出会っていたら、犯罪を防ぐことができたのではと悔やんだ。すぐに面会に訪れ出所後支援することを約束した。2016年、福田さんは出所。奥田夫妻は約束通り迎え入れた。そして福田さんが生活するための施設に案内、スタッフも温かく迎え入れた。初めての体験に、福田さんの目からは涙がこぼれた。奥田夫妻と支援者、そして一緒に暮らす友人との生活は、着実に福田さんを変えていく。人の支えがもたらす生きることへの力。86歳になった福田さんは、しっかりと前を向いて歩いていく。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組