テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

目撃者f 足元にある危機 ~博多駅前 道路陥没の先に~

番組ID
211663
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2017年03月27日(月)02:00~02:55
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
福岡放送(FBS)
製作者
福岡放送(FBS)
制作社
福岡放送(FBS)
出演者
ナレーション:森洸
スタッフ
カメラ:戸浪恵太、編集:安藤剛、EED:志村将次、MA:豊増泰之、音響効果:吉永圭助、タイトル:鈴木耕平、CG:鈴木耕平、ディレクター:彌永祐也、プロデューサー:田中俊憲
概要
2016年11月8日、福岡のJR博多駅前で、道路が30m四方、深さ15mに渡って陥没した。地下では福岡市が発注した地下鉄の延伸工事が行われていた。日本では都市部を中心に地下開発が進められてきたが、複数の専門家が「地下では1m先が見えない。つまり、それは大きなリスクである」と指摘する。施工業者は事故後の会見で、「陥没場所が危険な箇所であり、慎重に工事を行っていた」とした上で、「想定外の地質が存在した可能性」を会見で口にした。国が作る事故原因の究明のための第三者委員会は「複数の要因が重なった結果であると考えられる」としている。土木業界は1992年をピークに建設投資額が年々減少。豊富な経験を持つ技術者の退職時期が迫るが、業界に入ってくる若い人間は少なく、技術の伝承が難しくなってきている。その結果、技術力が維持できず、工事の事故が増える恐れもある。博多駅前の陥没事故をきっかけに、地下開発のリスクを考える一方で、現在の建設・土木業界が抱える問題点を伝える。

同じ年代の公開番組

日本のチカラ 未来へ響け!槌の音 ~若き鍛冶職人の挑戦~

福井県越前市は、南北朝時代に起源を持つ「越前打刃物」の産地である。手作業にこだわって作られる刃物は、丈夫で切れ味抜群。国の伝統的工芸品に指定されている。この町の若手鍛冶職人として注目を集めているのが、黒?優さん(37歳)。伝統の技に若い感性を取り入れ、デザイン性と機能性を合わせ持つ包丁を作っている。包丁に槌で入れた凹凸の模様の「槌目(つちめ)」は、究極の美しさだ。槌目があることで包丁と食物の間に空気の層ができ、切り離れも抜群に良くなる。黒?さんは2001年に越前打刃物の製造・販売をする「タケフナイフビレッジ」で修業を始めた。そこでは複数の刃物会社が工房を共有し、若手職人は会社の枠を越えてベテラン職人から技術を学ぶことができる。一般的に保守的で堅いイメージがある伝統工芸。それを覆したからか、今、タケフナイフビレッジには刃物職人を目指し多くの若者が集まってきている。黒?さんをはじめ、タケフナイフビレッジの職人たちの夢は、越前打刃物の伝統を守り、発展させていくこと。そのため、職人自らが販路開拓へ動き出していく。そんな中、若手職人が中心となって企画したのがアメリカ・ニューヨークでの展示会。福井の伝統産業、眼鏡枠や越前漆器とコラボした新しい包丁を作った。果たして、越前打刃物は世界で受け入れられるのか。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ある日、突然…過敏症 化学物質に苦しむ患者たちの5年間

化学物質過敏症に苦しむ3人の患者たち。主婦の倉さんは5年前、柔軟剤のにおい等から化学物質過敏症を発症した。悩みは子どもが園から持ち帰る昼寝用の布団に、ほかの子どもたちの柔軟剤のにおいが付いていてつらいこと。倉さんは保育士たちに病気について話す機会を得て、突然誰もが発症するかもしれない過敏症の危険性を伝える。また、パーマ液などの薬剤で発症した美容師の高田英明さんは、自殺を考えるほど苦しんだ末、療養生活で症状を改善させ、化学物質を避けた美容室をオープンさせようと動き出した。そして、高橋さんはラジコンヘリでの農薬散布がつらくて、毎年20回以上早朝から山に避難する生活を続けている。農薬の危険性を指摘する研究者もいるなか、高橋さんは農薬散布の被害を知って欲しいと自ら講習会を開こうと奔走する。こうした過敏症に悩む患者たちの拠りどころは、横浜にある化学物質過敏症支援センター。ここにかかる電話相談は年間2000件。患者の家族らがボランティアで情報提供や相談に乗っている。新たな現代病と言われる化学物質過敏症の現実を伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ラップで廃校阻止! 北星余市高・生徒会長の激闘486日

北海道・余市町にある「北星学園余市高校」。30年近くにわたり、高校中退者や不登校の生徒を全国から受け入れている。しかし「生徒減少を理由に高校の廃校を検討中」と新聞が報じた。理事会が提示した高校存続の条件は、来春の新入生が70人を上回ること。校長は、廃校阻止の手立てに苦悩し、生徒会長・小林毘鞍(びあん)さんにある依頼をした。メッセージ性の強い自作ラップで人気者の毘鞍さんに、母校をテーマにした新作ラップの制作を託したのだ。完成した曲は「始まりはゼロ」。校長や教師、生徒たちの胸に、学校を守りたいとの強い思いが広がった。ラップが大きな反響を呼ぶなか、毘鞍さんのアルバイト先での飲酒が発覚し、生徒会長でありながら最後の学園祭に参加ができなくなった。生徒会メンバーから厳しい言葉が飛び、毘鞍さんは涙を見せ、意外な言葉を漏らした。そして3月の卒業式、仲間と学校への感謝を込め、高校生活最後のラップを熱唱。新しい春を迎えた北星余市高校の門を、何人の新入生たちがくぐるのか。輝きと苦悩に満ちた生徒会長の486日を見つめた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
大河ドラマ おんな城主直虎 総集編〔2〕 直虎の覚醒

戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた。遠江・井伊家の当主、井伊直虎は、巨大な勢力が虎視眈々と領地をねらう中、資源も武力も乏しい土地で、仲間と力を合わせて国を治め、その後の発展の礎を築いた。自ら運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。大河ドラマ第56作(2017年1月8日~12月17日放送、全50回)の総集編(全4回)。作:森下佳子。◆総集編・第2回「直虎の覚醒」。井伊直親(三浦春馬)は、今川からの呼び出しに応じて駿府へ向かったが、そのまま帰らぬ人となった。悲しみにくれながらも、直虎と名を改めた次郎(柴咲コウ)は、井伊家の領主として名乗りを上げる。領主となった直虎は早速井伊家の財政危機に直面する。そこに今川から徳政令を出すよう書状が届くが、驚くべき策でそれを跳ね除け、次第に民と家臣の信頼を得ていく。直虎は井伊家を強くするため、様々な策を講じ、その都度今川家のお目付け役である政次(高橋一生)と対立するが、徐々に政次の本当の思いに気付き始める。そんなある日、ついに今川の手が井伊に伸びようとしていた。◆解説副音声あり


swords時代劇tvテレビ番組