テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

新ふるさと百景 馬が駆け抜ける島祭り ~隠岐・玉若酢命神社 御霊会~

番組ID
211567
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年07月31日(日)10:55~11:25
時間(分)
25
ジャンル
school
教育・教養
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
日本海テレビジョン放送(NKT)
製作者
日本海テレビジョン放送(NKT)
制作社
日本海テレビジョン放送(NKT)
出演者
スタッフ
演出:山本芳朗、制作:河野信一郎
概要
時代の流れとともに消えようとしている、ふるさと島根・鳥取の素顔、自然、生活、文化、伝承行事などを、映像遺産として後世に伝えるシリーズ番組。太田胃散文化スペシャル。◆日本海に浮かぶ島根県隠岐の島町にある玉若酢命(たまわかすみこと)神社では、毎年6月5日に御霊会(ごれえ)という祭りが行われている。国民安穏、五穀豊饒を願うこの祭りは、島後各地の氏神を乗せた神馬が境内を一気に駆け抜ける『馬入れ神事』が一番の見せ場だ。もともと馬はそれぞれの神社の巫女を乗せてくるためだったという。いつしか巫女を乗せなくなり、馬だけが次々と参道を駆け上がる勇壮な祭りとなった。今では島後8地区だけが馬入れを続けている。6月5日の御霊会の日、各地区の人々は峠道を通ったり、古い町並みを通ったりしながら玉若酢命神社に向かう。途中、家々の前や商店街でも祭りに先立ち「馬入れ」を行う。馬入れには商売繁盛などの御利益もあると言われているからだ。午後2時。合図で、8つの地区の馬が境内に次々と走り込んでくる。次々と馬が駆け抜ける玉若酢命神社の御霊会。勇壮な祭りは、変わることなく、これからも島で受け継がれていく。

同じ年代の公開番組

NNNドキュメント’16 能登賛歌 ざいごの情と野の花と

心の画、心の声を書にする抒情書家、室谷一柊さんと妻の朱琴さんは、能登の山里に暮らし、山清水で墨をする囲炉裏暮らしを送っている。室谷夫婦は10年前、石川県能登町大箱に移住した。京都の風光明媚な山里で、順調な書家生活を送っていた2人だたが、身内の借金がもとで自己破産し、夜逃げ同然で能登に辿りついた。慣れない土地での再出発は、文化もしきたりも違う暮らしは戸惑うことばかり。縁もゆかりもない地では、展覧会も開けず、苦しい生活が続いた。そして、能登に来て3か月。一柊さんは、能登に来て最初の作品をつくった。捨てられていた瓦に刻んだ「生」という字。生きる覚悟を決めた夫婦を支えてくれたのは、「ざいご(在郷)」、すなわち田舎の情けだった。取り立てて名のある山、川があるわけでもない山里での暮らし。でも、心を澄ませば、感性を磨けば、そこには、自然と人の原点があるのだという。生きることに必死だった2人が、10年を経て知ったことは、どんなに貧しくても心豊かに生きることはできるということ。人に生かされ、生きていることに感謝して生きる夫婦の姿を追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
シリーズ輝石の詩 カバチェッポ ~天空の湖に姫鱒を~

秋田、青森の両県にまたがる十和田湖は、2度の火山噴火でできた二重カルデラ湖で、湖面の標高は400mに位置する。このため人々は「天空の湖」と呼んだ。その美しさから十和田湖は北東北有数の観光地として知られる。十和田湖の名物が「ヒメマス」。その味は「マス、サケ類で一番」という人もいるほど。湖畔のホテルや土産物店では刺身や塩焼き、フレンチで提供している。それはどれも「姫」の名がつくにふさわしい上品な味わいで人気を集めている。◆明治初期まで十和田湖は、魚が住まない、住むことができない湖とされていた。湖畔の人々は、十和田湖の神・青龍権現が「生魚を嫌うから」と信じていたという。その十和田湖で半生をかけ、苦労を重ねながらもヒメマスの孵化、放流事業を成功させた男がいる。秋田県鹿角市出身の和井内貞行。和井内の功績は小中学校の教科書の題材にもなった。湖畔に面する秋田県小坂町では、明治の芝居小屋「康楽館」(国重要文化財)で、和井内を題材にした芝居を上演した。江戸期の伝統的な歌舞伎小屋の機能をふんだんに活用し、訪れた観客を楽しませながら、和井内の功績を多くの人に伝えたのだ。◆今も十和田湖の漁協では、ヒメマスの卵を採り、孵化して放流する事業を引き継いでいる。作業に携わる漁師たちには「和井内の思いを継がなくてはならない」という思いがある。番組では、ヒメマスの春の放流から秋の捕獲・採卵、冬の孵化までの一連を、四季折々に表情を変える十和田湖畔の美しい自然をと共に伝える。「カバチェッポ」はヒメマス(姫鱒)を意味するアイヌ語。シリーズ輝石の詩・file.10。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
新ふるさと百景 幸せを運ぶおもっつぁん ~松江市秋鹿町~

時代の流れとともに消えようとしている、ふるさと島根・鳥取の素顔、自然、生活、文化、伝承行事などを、映像遺産として後世に伝えるシリーズ番組。太田胃散文化スペシャル。◆裸で山を駆け降りる男たち。担いでいるのは100kgを超える大きな餅。島根県松江市秋鹿町に伝わる奇祭「おもっつぁん」だ。正式には、高祖寺大日堂修正会。大きな餅にちなみ「おもっつぁん」と呼ばれている。1200年前、平安時代の頃から始まったとされ、正月に雑煮を食べる風習の原点と言われる独特な祭り。旧正月に、その裏山に建てられた大日堂から先祖の霊を移した餅を村へ運びだす儀式が、おもっつぁんだ。おもっつぁん前日、直径80cm重さ100kgを超える大きな餅に、担ぐための太いかずらや棒やかずらをほぐした白房を付ける。総重量は130kg以上にもなる。日が落ちると、住民は大餅を大日堂へ運ぶ。大日堂は女性の子宮に見立てられ、餅を運び入れたことで、餅に命、すなわち先祖の霊が宿るのだ。おもっつぁん当日、先頭を駆けるのは童子。その声は産声を表している。そして、女性の子宮に見立てた大日堂から大餅を運び出す。大餅はそれぞれ本谷地区と井神地区の方角、二手に分かれ、約1kmの坂道を一気に駆け降りる。速く村へ運ぶほど縁起がいいとされ、「えんやーさっこい」の掛け声には、今年もたくさん米がとれるようにとの願いが込められている。集落を練り歩いた後、大餅は家の数だけ均等に切り分けられる。


school教育・教養cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組