テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

テレメンタリー2017 爆心地を語る ~78人の証言テープ~

番組ID
210922
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2017年08月01日(火)02:35~03:05
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
広島ホームテレビ(HOME)
製作者
広島ホームテレビ(HOME)
制作社
広島ホームテレビ(HOME)
出演者
ナレーション:池田昌子
スタッフ
撮影:藤原峰、編集:藤原峰、CG:中泉一恵、CG:邉見省吾、音響効果:鈴木路子、MA:妻藤卓也、題字:河野佑祈、ディレクター:池田宗平、プロデューサー:田房英樹
概要
広島大学原爆放射線医科学研究所(原医研)に保管されている大量の資料の中に、1960年代から80年代に収録された被爆証言の録音テープがあった。声の主は、爆心地から半径500m以内にいながら奇跡的に生き残った「近距離被爆者」の人たちである。この死のエリアで被爆した生存者は、1972年の時点で78人いたが、今では9人を残すだけとなった(2017年8月時点)。これまでほとんど表に出ることがなかった証言テープの声を聴いたとき、被爆者本人や家族、遺族は何を思い、何を考え、何を語るのか。家族や遺族にとっても初めて聞く被爆体験。だがそこには、家族にも語れなかった様々な事情があった。
受賞歴
ギャラクシー賞(第55回奨励賞)

同じ年代の公開番組

NNNドキュメント’17 ギャンブル依存 巣食う闇を断ち切れるか

奈良にある民間の回復施設「セレニティパークジャパン」。年代も職業も幅広い約30人の依存症者が金銭や生活に制限のある寮生活を送り、心理プログラムを受けながら社会復帰を目指している。パチンコ、パチスロ、競馬、闇カジノ等に依存し、犯罪に手を染めた者も少なくない。2016年2月に入所した原さん(43歳)。高校卒業後、東京都交通局に就職したが、パチンコ好きが趣味の枠を超え、借金を重ね、恐喝で逮捕。職を失い22歳の時に自己破産した。それでもやめられず父親が他界した時もパチンコを優先した。再び借金は400万まで膨らみ、依存症と診断された。入所して1年が過ぎた原さんは20年以上苦しめてきた母への罪悪感が募っていた。関東に住む母の下へ赴き初めて謝罪した。しかしその帰り、音と光に誘われ一瞬だがパチンコ店に入ってしまい、「打ちたい」と呟いた。再発の不安は常につきまとう。政府はカジノ導入を機に依存症対策を行う姿勢を見せているがどれだけ実効性のある策を打てるかは不透明だ。誰もが陥る可能性があり、一度陥れば中々抜け出せず、家族や周囲を否が応なしに巻き込んでいくギャンブル依存症の現実を伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組