テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

WATCH ~真相に迫る~ ヒロシマが見えますか 原爆資料館はいま

番組ID
209481
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年07月27日(日)00:50~01:20
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
広島テレビ放送(HTV)
製作者
広島テレビ放送(HTV)
制作社
広島テレビ放送(HTV)
出演者
ナレーター:長野正実
スタッフ
撮影:難波伸一、編集:道閑慎一、MIX:松田武、音声:守木悠、デザイン:山本幸、ディレクター:長島清隆、プロデューサー:佐藤宏
概要
広島・原爆資料館には420点ほどの資料が展示されている。しかし収蔵庫にはさらに2万1千点が眠っており、今も年間50件ほどが提供される。18歳で被爆した山下博子さんは、放射線の影響で抜けた自身の髪を寄贈した。認知症となった今、彼女の髪だけが当時の出来事を物語る。平野隆信さんは被爆死した父の遺骨を、そばにあったやかんに入れて持ち帰った。そのやかんは今も大切に保管しているが、78才となり、自分がいつまで持ち続けられるか自信がない。資料館に預けるべきか葛藤する。遺族にとっては遺品である被爆資料は、原爆資料館でどのような役割を果たしているのか。そして、資料を託す遺族の思いを追う。

同じ年代の公開番組

あの日の校庭に誓って ~大川小学校 遺族の日々~

東日本大震災の津波で、児童と教職員84人が犠牲となった石巻市立大川小学校。「学校管理下」で起きた未曾有の事故について、震災後、石巻市教育委員会、第三者事故検証委員会が調査してきたが、核心の問題は明らかとならないままだ。その核心の問題とは、地震発生から津波襲来までのおよそ50分間。「あの日、子供たちは誰の指示で、雪の降る校庭に留まったのか…」。◆さらに遺族たちを追い詰めたのは、事故後の市教育委員会の不誠実とも言える対応だった。苦渋の立場にありながら、子供を亡くした親たちは、それでも真実を解き明かそうと、今ももがき続けている。裁判を選んだ遺族、選ばなかった遺族、真実の究明に選んだ道は違えど、その思いは同じである。それぞれの親たちの未来に向けた一歩を描く。◆震災発生から3年5ヶ月あまり。親たちが抱く我が子への深い愛情は、あの時から何も変わっておらず、そしてこれからも決して変わることはない。深い愛情で育てられた子供たちが、突然犠牲となった2011年3月11日。余震が続き、雪が降り、不安だった、空白の50分間の子供たちの姿を見つめることで、命の意味を問う。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組