テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

テレメンタリー2015 悲願 ~再審の扉と証拠開示~

番組ID
209384
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2015年01月31日(土)05:20~05:50
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
名古屋テレビ放送(メ~テレ)
製作者
名古屋テレビ放送(メ~テレ)
制作社
名古屋テレビ放送(メ~テレ)
出演者
ナレーション:深津麻弓、声:星恭博
スタッフ
撮影:植村孝章、音声:桑原健、編集:三瓶雅朗、編集:佐藤和彦、MA:舘英広、選曲:堀敦詞、ディレクター:安藤則子、プロデューサー:城田達康
概要
1961年に三重県名張市で女性5人が殺害された「名張毒ぶどう酒事件」。医療刑務所に収監されている奥西勝死刑囚は2015年1月14日に89歳になった。今もなお無実を訴え、再審請求を続けている。2015年1月9日、名古屋高裁は奥西死刑囚の8度目の再審請求棄却の決定を下した。弁護団は、裁判所が検察に証拠開示勧告をすることを強く訴えてきた。しかし高裁はそれに応じず、決定は事実上の門前払いだった。1審が無罪、第7次の請求審で再審開始決定と、有罪か否かを巡って司法判断が分かれた事件だ。未開示の証拠を眠らせたまま、審理を尽くしたと言えるのか。名張毒ぶどう酒事件を通して、冕罪の救済措置、再審制度における証拠開示の現状を追う。

同じ年代の公開番組

表参道高校合唱部!〔9〕

合唱が大好きな転校生が廃部寸前の合唱部を立て直し“歌の力”で学校にミラクルを起こす痛快な青春学園ホームコメディー。(2015年7月17日~9月25日放送、全10回)◆第9回。表参道高校の文化祭が近づくが、最近まで廃部の危機にあった合唱部は出し物の申請ができておらず、合唱部としては何もできない。気落ちする合唱部員たち。せめてクラスの発表で合唱を披露しようとホームルームで提案するも、風香(小島梨里杏)とほのか(長谷川ニイナ)が牛耳っているこのクラスでは、二人が強く推すメイドカフェが有力候補。多数決でメイドカフェをすることに決まる。この時、合唱部員10人以外にあと一人だけ多数決で合唱に賛成してくれた生徒がクラスにいることに気付き、真琴(芳根京子)は喜ぶ。ところがひょんなことからメイドカフェでなくクラスで合唱をする流れになる。一方、内田(石丸幹二)と諍いを起こし雄司(川平慈英)は警察で取調べを受ける。いよいよ愛想が尽きたと美奈代(堀内敬子)は立腹。そんなある日、ある女(彩輝なお)が万歳庵を訪ねてきた。女は内田のもう一つの顔について話し始める。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
NNNドキュメント’15 凍土の記憶 ~シベリア抑留を伝える女子高校生~

戦後、満州やシベリア抑留からの引き揚げ者を受け入れた港は、全国に18か所。呉、佐世保、博多などが次々と港を閉じる中、舞鶴港は1958年9月まで、実に13年間にわたって受け入れを続けた。その数、約66万人、遺骨1万6千柱。◆京都府綾部市の原田二郎さんは引き揚げ者の一人。戦争で満州に衛生兵として送られた原田さんは、終戦後、シベリアで4年間の抑留生活を送った。零下30度、飢えやノルマに追われる過酷な労働を体験し、命からがら舞鶴港に引き揚げたが、毎晩、悪夢に苦しんだ。満州で負傷兵を殺したときのことが蘇る。悪夢は50年続いた。苦しみを誰にも打ち明けたことはなかったが、ある日、婦人会で自らの体験を語ったところ、その晩から悪夢がすっと消えた。地元の「舞鶴引揚記念館」で語り部ボランティアを始めたのは6年前のことだ。戦争という過ちを二度と繰り返してほしくないという強い思いがある。◆そんな原田さんの体験を引き継ごうと取り組みを始めたのは、地元の東舞鶴高校英語部の生徒たち。2014年、原田さんの話をスピーチにまとめ、「ユネスコ世界記憶遺産」への登録を呼びかける活動を始めた。人口9万人の小さな港町が果たした、歴史上の大きな役割。舞鶴市の歴史とシベリア抑留の現実を、自分たちの言葉や感性で伝えようと取り組む女子高校生たち。一方で戦争体験者の高齢化は否めず、90歳の原田さんは休力の限界もあり、語り部活動を引退しようと考え始めている。原田さんと女子高校生の交流を通して、「記憶の継承」の重要性について考える。シリーズ戦後70年。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
映像’15 なぜペンをとるのか 沖縄の新聞記者たち

2015年6月、自民党の勉強会で安保法制をめぐり、講師として招かれた作家の百田尚樹氏が「沖縄の新聞2紙は絶対潰さなあかん」と発言、近畿選出の長尾敬衆議院議員も「沖縄は左翼勢力に乗っ取られた新聞の牙城で世論がゆがめられている」と述べていたことが発覚し、報道への圧力をかけるものとして批判を浴びた。◆沖縄の新聞2紙と名指しされたのは「琉球新報」と「沖縄タイムス」で、米軍基地に対しては一貫して縮小を主張、辺野古移設についても反対の論陣を張っている。発言の背景には自民党政権の「沖縄世論」への苛立ちがあると見られる。「報道は公正中立であるべき」といわれるが、そもそも報道における中立とは何なのだろうか。メディアは誰のため、何のために報道するのか、その根本が今問われている。◆本土ではほとんど知られていない沖縄の新聞。番組では、「潰せ」発言を機に「琉球新報」の1か月を密着取材。新聞社の内部に入り込み、沖縄のジャーナリズムの根源を探るとともに本土との温度差を浮き彫りにし、本来メディアに求められる役割を問い直し、日本の民主主義のあり方に直結する問題を考える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
YBSふるさとスペシャル きけとりさんのこえ サックス吹き 泉邦宏のうた

山梨県北杜市在住の音楽家、泉邦宏。彼は「渋さ知らズオーケストラ」のサックスプレーヤー。八ヶ岳の南麓で、妻の純子さん、一人息子で6歳の鷲太郎くんと三人で暮らしている。毎年ソロ・アルバムを作っては、自ら車を運転して単独ライブツアーを行い、全身で歌って演奏する。2年前、鷲太郎くんの病気が発覚した。肝芽腫という小児がんの一種で命の危険もあったが、手術で一命をとりとめた。最愛の息子の命と向き合って、泉さんの音楽性に変化が現れた。◆新アルバム「きけとりさんのこえ」は、曲が一気に出来上がった。本当はメッセージソングなんて大嫌い…でも、泉さんは世情に“怒りモード”となっていた。楽曲「祖父を想いて今を憂う」は、戦死したおじいさんをテーマに歌った。自分の子どもにも会えずに、25歳の若さで戦死した泉さんの祖父。自身も父となり、その無念さを想像すると怒りが込み上げてきた。「とりさん」とは、ライブで踏み鳴らす鳥のおもちゃの楽器。踏まれる鳥さんが虐げられた民衆に見えてきたという。◆これからを生きる大切な人に、楽しく笑って生きてほしい。「無力だけど、無力なりに言いたいことがある、言わないと気持ちが悪い、ただそれだけ」。泉邦宏はそんな思いを胸に、全国に歌を届ける。番組では、笑顔に包まれた北杜市での生活、アルバムの制作、そして全国ツアーに密着した。


cinematic_blurドキュメンタリーmusic_note音楽tvテレビ番組