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テレビ番組

日本!食紀行 黄金のいぶりがっこ ~里山の野菜農家に学ぶ~

番組ID
208258
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放送日時
2014年02月12日(水)10:25~10:55
時間(分)
26
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
秋田放送(ABS)
製作者
秋田放送(ABS)
制作社
秋田放送(ABS)、民間放送教育協会
出演者
ナレーター:玉川砂記子
スタッフ
テーマ音楽:柏木広樹、撮影:出雲輝彦、取材:宮崎淳、取材:高木一也、音声:杉野光崇、音声:加藤輝慎、ミキサー:兼清和寛、音響効果:中村胤貴、ディレクター:石川岳、プロデューサー:石黒修
概要
秋田県の山あいの農村で作られる漬物・いぶりがっこを紹介。里山に生きる野菜農家の1年に密着して、伝統食を守る人々の思いを伝える。◆横手市山内三又の高橋登さんは、里山の集落の14代目。稲刈りを終えた10月から、いぶりがっこ作りを始める。薪の煙で大根をいぶす「いぶりがっこ」は、秋田でだけ作られる伝統食。登さんは自分で育てた米と大根を使って、ひと冬に5万本のいぶりがっこを漬け込んでいる。燻すことでアミノ酸の含有量が増え、旨味が増すと言われる大根。番組では、栄養素の成分分析なども交えながら、いぶりがっこのおいしさを紹介する。

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「僕たちの図書館は段ボールで出来ています」。間借り枝舎のビデオレポートをするのは、船越小の子どもたち。そして、カメラを回しているのも船越小の子どもたちだ。◆岩手県の山田町立船越小学校は全校児童141人。2011年3月11日の東日本大震災で、町内9つある小学校の内、ただ1校、校舎が被災し、3年間にわたり「間借り校舎」で学校生活を送った。間借り校舎の学校生活を自分たちの手で記録しよう―。地元放送局と一緒になっての記録ビデオ作りが始まったのは2013年10月のことだった。◆「“ギャングエイジ”と言われる小学校3年生の時期に震災を経験。いつもどこか感情を押さえ、我慢している」。担任の畠中先生がそう話す6年生29人が制作を担当した。初めてのカメラ撮影にレボート、そしてインタビュー。恥ずかしい気持ちや緊張で最初はなかなか上手くいかなかったが、次第に子どもたちは取材活動に楽しみや喜びを見出していく。そして、徐々に「震災」という“あの日”と向き合うことに。「伝えるためには津波の映像も使った方がいい」「私たちの思い出は震災だけではない」。子どもたちの胸には、29人それぞれの思いがあった。◆番組では、間借り校舎での半年間の学校生活から、被災東北3県で最も早く完成した新校舎での子どもたちの様子を記録。取材活動を通して成長していく子どもたちや、それを温かく見守る学校の先生、そして地域の人たちの姿と思いを伝える。震災の何をどう記録し、伝えていけば良いのか。あの日から3年。復興道半ばの今、耳を傾けて欲しい“子どもたちの心の声”がある。


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