テレビ番組
妄執のプルトニウム ―問われる大間原発の条理―
番組ID
208193
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放送日時
2013年05月27日(月)01:56~02:56
時間(分)
52
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)、HBCフレックス
出演者
スタッフ
取材:森創一郎、取材:米谷恒、撮影:岩崎光二、撮影:三浦康典、音声:伊端恭宏、CA:阿部翔平、編集:八尾真理子、EED:白木秀和、音響効果:高橋伸哉、MA:西岡俊明、美術:渡辺義治、照明:奥山孝司、制作:五十嵐浩二
概要
東京電力福島第一原子力発電所の事故の後も、国内でただひとつ、建設が進んでいる原発が青森県大間町にある。電源開発の大間原子力発電所だ。全炉心にMOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物)を使う、世界初の「フルMOX原発」だ。プルトニウムは強い発がん性を持つ物質で、核兵器の原料にもなる。◆その大間原発から30キロ圏内の地域に1万人が暮らしている北海道函館市は、電源開発が十分な情報を提示しないことに不信を募らせてきた。大間原発周辺の海域には活断層が存在するのではないかという函館市の指摘に対しても、電源開発は曖昧な説明を繰り返すばかりだ。◆新たな規制基準の整備を待たずに進む大間原発の建設。市民の安全を脅かす原発は容認できないとして、函館市は全国の自治体で初めて、原発建設差し止めを求める訴訟を起こす意向だ。番組では、函館市が直面する現状を追うとともに、大間原発から見てとれる国の原子力政策の行方を考える。