テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

お願い強く抱きしめて 若年性認知症の妻と生きた日

番組ID
208191
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2013年04月01日(月)02:05~03:00
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)、HBCフレックス
出演者
ナレーション:原田美枝子、朗読:田村英一、朗読:村井裕子
スタッフ
撮影:崎野優子、撮影:小林大樹、録音:布谷美樹、照明:中山和夫、編集:四倉悠策、音響効果:高橋拓、MA:松元祐二、ディレクター:山崎裕侍、プロデューサー:花里康生
概要
2012年10月、伊藤たておさん(68歳)は、最愛の妻・霞さん(66歳)の最期を自宅で看取った。52歳で若年性アルツハイマー型認知症を発病し、15年間の闘病の末の死だった。伊藤さんは、霞さんが書き残したメモを大切に保管していた。そこには発病して間もない頃、記憶を失い変わっていく自分に戸惑う霞さんの言葉がつづられていた。◆一方、伊藤さん自身も、誰にも言えぬ苦悩を日記に記していた。「認知症」という言葉もなく、ケアの方法もなかった時代。難病患者団体の代表を務め、出張が多い伊藤さんは、変わりゆく妻をただ見守るしかなかった。そんなとき、霞さんがふともらした言葉を聞いて、伊藤さんは自分に問いかけた。「妻が求めていたものとは何だったのか」。自宅の壁には霞さんの写真が飾られている。しかし、その写真は元気な頃のものではなく、発病後に写されたものだけだ。◆認知症は「治らない病気」とも呼ばれ、「人格が崩壊して行く」という偏見もある。しかし、伊藤さんは「何も分からなくなっているのではない」と断言する。絶望の果てに夫婦がたどり着いたところとは?そして、霞さんが伝えてくれたものとは?…夫婦の魂の記録をつたえる。

同じ年代の公開番組

越中人譚 時代の冒険者たち 夢ありて楽し 辺見じゅん

富山県が輩出した、時代や世界を動かしてきた先人たちの生い立ちや転機にスポットを当て、それぞれの時代背景をとらえながら、彼らの生き方が現代の人々に訴え、語りかけるものを描く。越中人譚プロジェクト“時代の冒険者たち”第9話。ナビゲーターは西美香。◆2012年7月にオープンした、富山ゆかりの文学を紹介する「高志の国文学館」。この初代館長に内定していたのが、富山出身の作家・歌人の辺見じゅんだった。彼女は、文学はもちろん、漫画やアニメ、映画など様々なジャンルを網羅する、今までにない文学館の創設を目指していた。作家活動で多忙にも関わらず、文学館の創設に尽力したのは、「ふるさと富山に文学の種を蒔きたい」との思いだった。だが辺見は「高志の国文学館」開館の約10ヶ月前に急逝してしまう。番組では、数々の証言や再現ドラマを交え、辺見じゅんの波乱に満ちた人生を辿る。◆角川書店の創業者・角川源義の長女として生まれた辺見じゅん。幼少期は、父の実家である富山県水橋の祖父母の家で過ごした。10歳の時に上京した辺見だったが、そこで待っていたのは両親の離婚だった。母を捨てた父を受け入れられない日々が続いた学生時代。そして大学卒業後に結婚した辺見は、2児の母として幸せな生活を送っていた。しかし、夢だった作家への思いは心の中でくすぶっていた。夫は辺見に主婦であることを望み、作家活動を決して許さなかった。そんな時、父の源義は肝臓ガンで余命宣告を受けるものの、死ぬ間際まで夢の実現に向けて邁進していた。その姿を傍から見ていた辺見は、幸せな生活を捨てて作家になることを決意をする。その後、「男たちの大和」や「収容所からの遺書」など、数々の優れたノンフィクション作品を発表し、有名作家への仲間入りを果たす。さらに辺見は富山で短歌教室を開催し、多くの弟子を育て、富山に文学の種を蒔いた。晩年には富山県の文学館の初代館長も引き受けたが、志半ばで急逝する。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組
西日本放送開局60周年記念特別番組 つなぐ

RNC西日本放送の開局60周年を記念した2時間半の特別番組。テーマは「つなぐ」。地域とのつながり、時間のつながり、家族のつながり、人のつながり…。60年間、岡山・香川と関わり続けた西日本放送の集大成を生放送でおくる。司会は岸たけし、小御門千絵の両アナウンサー。◆「あなたのささやかな“夢”応援します」企画:エリアの視聴者から、かなえたい“夢”を募集。多数の依頼の中から、「42年間の夢、バスガイドになりたい」「転校してしまう友だちと素敵な思い出を作りたい」「特選うどん遍路のリポーターをやってみたい」「切迫早産の危機をのりこえて…支えてくれた医師に会いたい」という4つの夢を応援する。◆「高見島」生中継:瀬戸内国際芸術祭2013の秋会期がスタート。開催地である高見島から生中継、瀬戸内の島とRNCをつなぎ、アート・プロジェクトを紹介しながら、石垣が続く原風景の広がる高見島の魅力を伝える。◆「つなぐ」特別編:夕方のRNC NEWS every.で紹介している「つなぐ」プロジェクト。香川県の先進的な農業法人、伝統芸能の備中神楽育成会、塩飽大工の技術、大原美術館と地域、ろう学校と美術館、岡山・新庄村の大きな挑戦、被災地から来た大家族など、“未来へつなぐ”取り組みを特別編で伝える。◆つなぐドキュメント「ルミばあちゃんのうどん」:55年前に池上さん夫婦が始めた讃岐うどん店。夫の明さんが他界した後も、妻の瑠美子さんが女手一つでお店を切り盛りしてきた。“うどん県副知事”女優の木内晶子がルミばあちゃんを訪ね、彼女がつないできた年月を振り返る。◆他に「4ちゃん県民記者」「RNCに言いたいこと」「夢へのメッセージ」など。岡山・香川の秘蔵映像も紹介していく。


cinematic_blurドキュメンタリーadaptive_audio_micトーク・ワイドショーtvテレビ番組