テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

TSS報道特別番組 ヒバクシャと被曝者 繰り返される悲劇

番組ID
208046
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2013年08月06日(火)09:50~10:45
時間(分)
50
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
ondemand_video
報道・時事
放送局
テレビ新広島(TSS)
製作者
テレビ新広島(TSS)
制作社
テレビ新広島(TSS)、TSSプロダクション
出演者
語り:木村多江
スタッフ
構成:上海五郎、撮影:山本龍、音声:西本大輔、音声:倉西正幸、音声:政清大介、音声:朝本和晃、音声:水落美香、音声:山田豪、音声:神田由紀、美術:那須恭子、美術:金田綾香、CG:宮宇地香織、広報:迫千代子、編集:増田昌浩、EED:柳谷基司、MA:石井浩孝、ディレクター:田中浩樹、プロデューサー:大藤潔
概要
原爆投下から68年目を迎えるヒロシマ。被爆による健康不安を抱える人々の支えになってきたのが、医療費などの支援を受けることができる被爆者としての証、「原爆手帳(被爆者健康手帳)」だ。◆その制度を見習った自治体がある。福島第一原発事故で全ての住民が避難を余儀なくされた福島県浪江町。全住民約2万1千人は、県内外でいまだ避難生活を続けている。町職員の紺野則夫さんは、町民の健康を守るための制度作りに奔走した。その努力が実り、浪江町の「放射線健康管理手帳」は2012年8月にスタート。国に医療費の無料化を訴えると同時に、被ばく線量や健診の結果などを記入し、健康の保証や賠償の根拠にするもので、各地で避難を続けている全町民に配布された。◆しかしかつてのヒロシマでは、原爆手帳の交付を拒否し続けた人が数多くいた。片山春子さんもその一人。若いころ「被爆は遺伝する」と言われ、結婚を何度も断られた。そのため、被爆者であることを隠して結婚。生まれたわが子の将来を思って原爆手帳の発行を拒み、夫が亡くなるまで被爆者であることを隠してきた。しかし「核の悲劇を繰り返してはならない」と、3年前から被爆の「語り部」としての活動を始めている。◆現在の浪江町。住民はいまだ自分の家に戻る目途がたたず、建物は痛み、田畑は荒れ放題のまま。そして、避難生活を続ける人たちの現実。転校先の学校で同級生に「放射能がうつる」と言われた小学生の女子。被ばくの事実が娘の結婚や将来に影響することを心配する母親。「被災者は賠償金で遊んでいる」と思われたくないと、周囲を気にしながら生活を送る自営業の男性。かつてヒロシマの人たちが経験した、放射線の二次被害ともいえる“差別・偏見・中傷”が繰り返されていた。◆浪江町が始めた「放射線健康管理手帳」をめぐっては、国に求めている恒久的な医療費無料化の実現の道は見えず、周辺町村からは「被ばく者として差別されるかもしれない」と同調に消極的な声があがっている。この現状にもどかしさを抱える町職員の紺野さん。浪江町の人たちの苦しみや不安は外の人たちには気付かれず、あるいは忘れ去られようとしている。◆そして、国は“原発再稼働”に向け、確実に歩みを進めている。ヒロシマとフクシマ。この2つの「被ばく地」を通じ、“核”がもたらしたものについて、私たちが何を見つめ、何を伝えていかなければならないかを考える。

同じ年代の公開番組

どさんこドキュメント 生活保護を考える 生きる権利 問い続けた637日の記録

懸命に生きようとする若者、世間の目を気にして細々と生きる高齢者、苦悩の果てに自ら生きる権利を捨てた親子…。取材班は様々な人生と向き合ってきた。取材の発端となったのは、2012年1月、札幌市白石区で40代の姉妹が遺体で見つかった問題だ。姉は生前3度も生活保護窓口を訪ねていたのに、保護には至らなかった。“最後のセーフティネット”と呼ばれ、生活困窮者を救うはずの制度が、なぜ…。◆今、生活保護に何が起きているのか。STV報道部では取材班を結成し、シリーズ「生活保護を考える」と題して、さまざまな角度から取材と放送を繰り返してきた。600日を超える取材からは、それまでなかなか表には出てこなかった生活保護の実態が見えてきた。繰り返し報道される不正受給は全体のごくわずかに過ぎないという事実、高齢受給者を増やす年金政策の不備、制度の根幹を揺るがしかねない急増する“生活保護予備軍”の存在、そして、保護へ厳しい視線が起こしたあまりにも痛ましい事件…。◆生活保護の実態を知る度に、取材班の保護への認識は徐々に変わっていった。生活保護とは、私たち誰もが生まれながらに持っている“生きる権利”を支えてくれる制度である。それが今、大きな岐路に立っている。長きにわたる経済の停滞と繰り返される政治の混乱で、国民の生活は苦しくなる一方だ。誰もが懸命に生きる中、生活保護への風当たりは強まってきている。しかし番組では、私たちの“生きる権利”について、いま一度冷静に考えることを提案する。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ほっとネットとうほく 海と祭りと俺たちと

東日本大震災から1年9ヶ月。宮城の被災地に二度目の冬がやってきた。大切な人を失い、慣れ親しんだ風景が失われる中、故郷にとどまり、そこで暮らし続ける人々。冬の沿岸地域で“祭り”に携わる人々の群像劇に迫るとともに、失われゆく伝統とそれを守り続けようとする人々の姿を通し、「地域とは」「故郷とは」を問いかける。◆東松島市宮戸月浜で「えんずのわり」を守る小学生たち。「えんずのわり」とは「意地の悪い」を指す方言。かつて半農半漁であったこの地で、農作物を荒らす意地の悪い鳥を追い出す鳥追い行事として、200年以上行われてきた。参加するのは小学生、中学生の男子。6日間、極寒の中で「おこもり」と呼ばれる子どもたちだけの共同生活を送り、しきたりや上下関係、生活の技術を身につけ、自立した社会の一員となる。◆次に、震災で失われた山車の復活にかける石巻市雄勝町名振の「おめつき」を紹介。「おめつき」とは「思いつき」が語源とされ、即興寸劇をやることから名づけられた。時事問題を題材に住民が面白おかしく寸劇を演じ、皆の笑いを取り、山車が町内を練り歩く。この地に残って祭りを敢行する人々、そして離れてしまったけれども祭りの山車を再建するために奮闘する名振出身の大工の冬を追う。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
TSKスーパーニューススペシャル 崩壊前夜 救急医療 ~現場からの悲鳴~

島根県松江市では、重症の救急患者を受け入れる救命救急センターが、医師不足から存続の危機を迎えていた。県庁所在地にあり、県内屈指の規模の病院で、なぜ医師がいなくなるのか。番組は、退職を決めた救命救急センター最後の医師の告白を元に展開する。◆「現場を見捨てるのか」と批判を受け、悩んだ末に退職を決めた医師が、この番組にだけ自らの言葉でその思いを告白する。慎重に言葉を選びながら話す告白から見えてきたのは、孤立する救急医の姿だった。機能しない救急医療制度の裏で、一人の救急医にすべての負担がのしかかっていたのだ。一人の医師の使命感に頼る医療ではなく、地域全体で作る医療へ。先駆例として高知市の取り組みを取材し、現場の医師に周囲が寄り添い、作られている救急医療の制度を伝える。◆一方、松江市でも危機感の中、病院、行政、医師、市民が一体となって、救急医療を守る動きが始まった。しかし、そこには縦割りの行政や医師会と医療行政との間の高い壁など、大きな障害が立ちはだかる。こうした状況でも、深夜に不安を抱える患者は後を絶たない。これからの地方の救急医療に何が必要なのか。松江市で起きた事例から問題解決のヒントを考えていく。取材:TSK報道部。


cinematic_blurドキュメンタリーondemand_video報道・時事tvテレビ番組