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テレビ番組

映像’11 ともに暮らす ~「おたっしゃハウス」の日々~

番組ID
206632
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放送日時
2011年08月22日(月)00:50~01:50
時間(分)
51
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)
出演者
ナレーター:湯浅真由美
スタッフ
カメラ:山田陽平、CA:佐藤彩子、編集:新子博行、録音:久保秀夫、選曲:久保秀夫、タイトル:秋山美里、VTR:岩本和也、宣伝:渡辺優子、ディレクター:奥田雅治、プロデューサー:奥田雅治
概要
大阪市旭区にある「おたっしゃハウス」では、高齢の女性6人が共同生活をしている。高齢者向け共同住宅を運営しているNPOの代表、山王丸由紀子さん(64歳)は「認知症の父を自ら介護した経験から施設を作ろうと考えた」という。“出来ることは自分でする、出来ないことは助け合う”をモットーに7年前、施設はスタートしたが、入居者が年齢を重ねるごとに様々な問題が浮かび上がり、山王丸さんはその対応に追われる日々を送っている。

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老後の住まい革命

北欧の福祉先進国で一般的な考え「エイジングインプレイス(地域居住)」をキーワードに、様々な環境で暮らす要介護高齢者を取材する。◆自宅の場合、自由があるが夜間や緊急時に不安を残すため、家族の援助が不可欠だ。施設(特養)の場合は、24時間のケア体制で安全面は確保されるが、スケジュール管理された不自由な生活を強いられる。また、画一的なケアによって入居者に依存心が生まれる懸念もある。自宅と施設は、いわば「二律背反」の関係だった。◆そこで、現代の社会福祉における基本理念「ノーマライゼーション」発祥の地で、福祉国家として知られるデンマークを訪ねた。この国は、50%前後の所得税と、25%の消費税で、手厚い社会保障を支えている。かつて特養のような施設整備を進めたことが、社会的入院の増加を生み、高齢者を社会から隔離することにつながった経緯から、「在宅ケア」への移行を図り、ニーズに応じたケアを提供する施策へと舵を切った。◆「自己決定」「残存能力の活用」「住居の継続性」を高齢者三原則に定め、入居者がケアスタッフと対等な関係のもとで自分らしい暮らしを継続できる、様々な高齢者住宅を整備している。首都コペンハーゲンの南西部にあり、福祉サービスが特に行き届いた街、スベンボー市の高齢者住宅にて取材した。◆日本でも「施設」から「住宅」への転換は進み、「高齢者専用賃貸住宅」が制度化された。賃貸借契約で、外部から個別の介護サービスが受けられ、安否確認など生活支援サービスも備える。病気や障害があっても、高齢者が精神的に自立した生活が送れ、生きることを幸せに思える社会の構築が急がれる。


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