テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

映像’10 抵抗の涯てに 写真家・福島菊次郎の“遺言”

番組ID
205586
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2010年06月21日(月)01:05~02:05
時間(分)
51
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)
出演者
福島菊次郎、ナレーター:石田敦子
スタッフ
撮影:宮下正幸、撮影:大崎直紀、編集:藤田幸司、録音:豊島淳、選曲:渋谷安昭、タイトル:平大介、VTR:中西章史、ディレクター:津村健夫、プロデューサー:赤阪研二
概要
かつて闘う写真家といわれた福島菊次郎氏も89歳。山口県柳井市の安アパートに暮らす独居老人だ。柴犬のロクの散歩に出かける以外は、ほとんど部屋の中で著書の執筆作業に取り組んでいる。戦後、反体制の立場で撮り続けた写真では伝えきれなかったことを、いま文章に刻んでいる。ある日、撮りたいものがあるとカメラを持って出かけた先は、岩国の米軍基地。久しぶりにシャッターを切る福島。しかし、そこに写ったのは米軍基地の存在に何の疑問も持たない、日本人たちの姿だった。

同じ年代の公開番組

テレメンタリー2010 流氷なき ~凍らぬ海の異変~

オホーツクに流氷がやってくる。この当たり前の光景が、そう遠くない未来には見られなくなるかもしれない。流氷が減っているのだ。北海道立オホーツク流氷科学センターの青田昌秋所長は「流氷勢力は100年前の半分」と分析している。オホーツクは北半球の流氷の南限。そのため流氷は環境変化を如実に反映する高感度センサーだ。青田所長は「気温が4℃上昇すると北海道で流氷が見られなくなる」と警告する。◆ロシア・アムール川下流で誕生し、遙か1400キロの旅を経て北海道にやってくる氷と、旅の途中に海が結氷して生まれる氷が加わって、オホーツクの流氷が形成される。オホーツク沿岸の気温は過去100年で平均0.7℃上昇していて、これからの100年で3~4℃上昇するという気象庁のシミュレーションもある。警告は脅しではない。実際、流氷そのものが減っていて、氷の下の生態系にも変化が現われている。◆番組では、巡視船そうやと北海道大学低温科学研究所による流氷調査、変化が如実な羅臼のウニ漁、長年流氷を撮り続けてきた写真家、氷の下に潜り続けるダイバーなど、流氷に関わる様々な事象や人々を通して“流氷からのメッセージ”を読み解く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組