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テレビ番組

尾瀬でさがした十七歳の答え ~野生との共生のジレンマ~

番組ID
205364
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放送日時
2010年12月31日(金)11:00~11:30
時間(分)
26
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
福島中央テレビ(FCT)
製作者
福島中央テレビ(FCT)
制作社
福島中央テレビ(FCT)
出演者
ナレーション:大野智子
スタッフ
プロデューサー:丸淳也、ディレクター:岳野高弘、撮影:佐藤佑、撮影:先崎昇、撮影:添田正人、編集:大友邦宏、CG:金子瞳
概要
年毎に増える尾瀬の野生のニホンジカはどこから来たのか。そのルートをたどると足尾銅山にたどり着く。銅の精錬工場から出たガスによって周囲の山々から緑が消えたため植樹が行なわれてきたが、その苗木が餌となりシカが爆発的に増えたという。◆環境省の調査では、そのシカが雪解けと共に尾瀬にやってくることがわかった。尾瀬高校理科部員として尾瀬の自然環境について調査を続ける谷島由季乃さんは、尾瀬の貴重な自然を守りたいし、国立公園の自然の一部であるシカの命も守りたいと悩む。◆番組では尾瀬の現状を伝え、環境省のシカ対策などや、谷島さんたち高校生のシカ調査の姿を追いながら“尾瀬の変化”と“シカ問題”を通して自然保護活動のあり方を問う。

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沈まない「水没地区」 ~ダム計画に揺れる町~

政権交代で凍結された全国のダム事業。愛媛県の山鳥坂ダム事業は、住民が移転補償金額に合意し、用地買収の正式調印を目前に控えた中での突然の事業凍結だった。いわば用地買収が仮契約状態での事業凍結という、全国の凍結事業の中で、唯一のケースだ。◆1982年(昭和57)に予備調査が始まった山鳥坂ダム事業は、1992年(平成4)に地元旧肱川町がダム建設の受け入れを表明し、ダム計画は前進するはずだった。しかし長引く反対運動や与党からの事業中止勧告、計画見直しによる規模縮小などで足踏みが続き、水没地区住民は28年間、移転後の生活再建を待たされ続けた。◆水没地区に暮らすのは33世帯、約70人。平均年齢は75歳を超える過疎と高齢化がすすむ地区だ。ダム計画が出て以降は、水没地区はダムに沈むという理由で道路や水道などの施設に手は入れられず、置き去りにされたままである。◆そして2009年(平成21)9月にようやく補償金額が合意し、住民は移転後の新たな生活に向けて具体的に動き始めていた。ダムに沈まない土地に移転するために新しい家を買ったり、水没地にあるお墓を移転させたり、中には移転にかかる費用のローンが始まった人もいるという。しかし突然の事業凍結で支払われるはずの補償金が出ない事態に。◆国や民主党に要望を続ける自治会は、これまで生活再建を進めるためにダム建設推進を要望していたが、2010年になってダムの是非とは切り離して、生活再建の補償を優先して求める行動に出た。これ以上ダムの犠牲になって待たされる訳にはいかないのだ。ある住民は「もうダムはできなくてもいい」と口にする。28年間翻弄され続けた住民の叫びが聞こえてくる。(番組は2010年5月の状況を取材したものです)


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