テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

魂のメス 1万人の命を救った小児外科医

番組ID
204885
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2010年03月08日(月)00:50~01:50
時間(分)
51
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)、テレビマンユニオン
出演者
ナレーション:長谷川京子
スタッフ
演出:東考育、構成:稲原誠、撮影:吉田誠、撮影:山田尚弥、EED:渡邊正宏、MA:松尾隆裕、音響効果:井田栄司、コーディネーター:津田環、演出補:飯笹雅之、編成:田中良樹、宣伝:中澤陽子、プロデューサー:上野大介、プロデューサー:椰木泰西
概要
15年間で救った命は1万人。ミャンマー~日本~カンボジアを舞台にメスを握り続ける“闘う小児外科医・吉岡秀人”の疾風怒濤の日々を追う「情熱大陸・発」の本格医療ドキュメンタリー番組。◆夏場の手術室の気温は40度、手術中の停電は日常茶飯事という過酷な医療環境のミャンマーで、15年間にわたって子供たちの命を救い続けている医師がいる。国際医療協力ボランティア団体ジャパン・ハートの代表を勤める小児外科医・吉岡秀人だ。◆火災で手足が完全に変形した男の子、9キロもの巨大な腫瘍をお腹に抱えた女性、額の骨が脳から飛び出している2歳の男の子…。貧しさから病をこじらせた患者たちが救いを求めて吉岡のもとに押し寄せる。「弱いものを救えない医者など、医者ではない」と、吉岡は早朝から深夜まで年間1000件以上の手術をこなしている。手術費用は寄付金で賄い、生活費は自己負担。一体何故そこまでできるのか?◆「一言で言うと自分の存在価値の再認識。ここでこうしている事が僕の幸せに直結している。誰も不幸にしないから迷う必要もない」…揺るがない信念を持って医療活動を続ける吉岡医師とそこに集う若い医師や看護師たちの姿は、番組「情熱大陸」で2度に亘って放送され大きな反響を呼んだ。この特別番組では、以前に放送し切れなかった吉岡医師本人と家族の関わりや、新たにスタートさせたカンボジアでの壮絶な医療活動などに密着し、1時間の完全版として送る。

同じ年代の公開番組

テレメンタリー2010 流氷なき ~凍らぬ海の異変~

オホーツクに流氷がやってくる。この当たり前の光景が、そう遠くない未来には見られなくなるかもしれない。流氷が減っているのだ。北海道立オホーツク流氷科学センターの青田昌秋所長は「流氷勢力は100年前の半分」と分析している。オホーツクは北半球の流氷の南限。そのため流氷は環境変化を如実に反映する高感度センサーだ。青田所長は「気温が4℃上昇すると北海道で流氷が見られなくなる」と警告する。◆ロシア・アムール川下流で誕生し、遙か1400キロの旅を経て北海道にやってくる氷と、旅の途中に海が結氷して生まれる氷が加わって、オホーツクの流氷が形成される。オホーツク沿岸の気温は過去100年で平均0.7℃上昇していて、これからの100年で3~4℃上昇するという気象庁のシミュレーションもある。警告は脅しではない。実際、流氷そのものが減っていて、氷の下の生態系にも変化が現われている。◆番組では、巡視船そうやと北海道大学低温科学研究所による流氷調査、変化が如実な羅臼のウニ漁、長年流氷を撮り続けてきた写真家、氷の下に潜り続けるダイバーなど、流氷に関わる様々な事象や人々を通して“流氷からのメッセージ”を読み解く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組