女優を夢見る少女・ちひろは、ある人物の策略により、父を自殺に、母を獄中死に追いやられる。そんな彼女を通して「夢」と「家族」を描く。脚本：登坂恵里香。（２００４年８月２日～１０月１日放送、全４５回）◆第１回。小学生のちひろ（尾崎千瑛）は、ミュージカル「オズの魔法使い」を夢中になって見ていた。この時、ちひろは女優になると心に決めた。そんなちひろを父・直之（冨家規政）と母・久美子（斉藤慶子）は愛情深く見つめていた。一方、外では大雨の中、直之の運転手・中野（小木茂光）の元に息子・健一（塩顕治）が妻の危篤を知らせに来ていた。半年後、直之の会社が新製品を発売しようとしたところ、一足先に同じような商品が格安で販売されたことを知る。直之は事情を確認するため、その商品を製造した会社を訪ねると、そこには半年前に運転手を辞めた中野がいた。

下町の警察署を舞台に、警察署長と警官たちの活躍と哀歓を描く、笑いと感動の人情ドラマの第３シリーズ。（２００４年１月１２日～３月２２日放送、全１１回）◆第１回「警察官失格！」。椎名啓介（高嶋政伸）が署長を務める本池上署では、事件で負傷しリハビリ中の刑事・篠田に代わって新しく刑事一課の主任に本庁の捜査一課から権藤薫（村田雄浩）が着任した。水木（金子賢）たちは温かく迎え入れようとするが、権藤は見下すような態度を取り、署員たちを半ば無視して通り魔事件の捜査状況を調べて回る。篠田とは打って変わった個人プレーに、署員たちは不満を募らせる。そんな中、生活安全課の中井あずさ（野波麻帆）が暴漢に襲われる事件が発生。病院に向かった権藤は、襲われたあずさの服装を見て、足早に去っていった。

ブームになっているガーデニングを、わかりやすく案内する。第１回ではナスタチウムで寄せ植えを作るほか、苗の選び方などの基本、よくある質問への回答などを紹介。

２００４年島根県中心に開催されたインターハイで、初の日本一を目指す女性剣士たちの熱い夏を描く。◆この年の春、過去４回全国制覇を成し遂げた宮崎県高千穂高校に接戦の末敗れて全国２位となった鳳凰高校女子剣道部。部の成績としては最高だったが、喜びよりも悔しさが勝った。打倒高千穂に向けて、厳しい練習が始まった。

広島に原爆が投下されて２ヵ月、焦土の風景と苦しむ被爆者が日本人の手によって撮影された。現存する未編集フィルムに写された映像と現在の場所を対比し、広島の歴史とともに風化しつつある被爆の実相を伝える。

広島に原爆が投下されて２ヵ月、焦土の風景と苦しむ被爆者が日本人の手によって撮影された。現存する未編集フィルムに写された映像と現在の場所を対比し、広島の歴史とともに風化しつつある被爆の実相を伝える。

２００４年秋、クマに人が襲われる事件が相次ぎ、日本有数のリゾート地・軽井沢では民家の物置やゴミ集積所が荒らされる被害が頻発した。最先端の手法を使って「クマ対策」にあたるＮＰＯ法人・ピッキオの活動を通し、「クマと共生する自然豊かなリゾート」への歩みを追う。◆九州などでは絶滅したとされるツキノワグマ。町は「自然との共生」を掲げて保護に前向きな姿勢を示すが、クマに畑を荒らされた農家からは異論があがる。駆除するのではなく、山に帰すことはできるのか。

下町の警察署を舞台に、警察署長と警官たちの活躍と哀歓を描く、笑いと感動の人情ドラマの第３シリーズ。（２００４年１月１２日～３月２２日放送、全１１回）◆最終回「刑事殉職」。ある日、本池上署署長の椎名（高嶋政伸）は、娘の由美（加護亜依）と早朝マラソンをしている途中、公園に大量のナンバープレートが捨てられているのを発見する。不審に思った椎名は捜査を指示。その結果、管内で連続して起こっているバイク窃盗の被害者のものであることが判明する。それを聞いた権藤（村田雄浩）は刑事課長・前島（ベンガル）の指示を無視し、単独で捜査を開始する。やっと打ち解けてきたかに見えた権藤のこの行動を、署員たちは理解できないでいた。窃盗団の捜査が続く中、不審な男（丹古母鬼馬二）が自転車の窃盗で逮捕される。たくさんの工具類を所持しており、バイク窃盗を連想させるものだったことを聞いた権藤は、その男は窃盗団の一味だと断定し強引に自白を迫るが、男は窃盗団との関係を否定する。