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ラジオ番組

録音風物誌 人と道具を繋ぐモノづくり

番組ID
R23809
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放送日時
2022年06月12日(日)07:00~07:10
時間(分)
8
ジャンル
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ドキュメンタリー・録音構成
放送局
西日本放送(RNC)
製作者
西日本放送(RNC)
制作社
西日本放送(RNC)
出演者
ナレーション:白井美由紀
スタッフ
概要
香川県三豊市で、農具の「柄」を専門に製作する「大西柄物製作所」。大西正文さん美佐子さん夫妻は、正文さんの父の代から60年以上こだわりの商品を作り続けている。ポイントは、国産材のカシとシイの木。自宅工房の倉庫で、木を1年半かけて乾燥させ、蒸気でねじれやゆがみを取り、そこから加工する。加工は機械化されているが、すべての工程は正文さんが行う。道具を長く大切に使ってほしいと、古い農具も傷んだ柄の部分を新しくしてくれるので、全国から発注がくる。最近では、農具のほかに、うどんの生地を薄く均等に伸ばすために欠かせない「麺棒」や、「太鼓のバチ」なども製作。特に、「麺棒」は硬くてゆがみが無いので使いやすいと人気だ。自宅の一部にこの麺棒を使ってうどん打ちを体験できる「うどん体験教室」も作り、妻の美佐子さんが教えている。農具の「柄」は、実は道具の「アタマ」と、使う「人」を繋ぐ大切なパーツ。その手触りによって、使い心地も変わってくる。こだわりにこだわりを重ねて、丁寧に作っているモノを取材した。

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