テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

KNBふるさとスペシャル ひとたび足を路地に入れば ―ひそむ格差―

番組ID
217700
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年05月22日(日)16:00~16:55
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
ondemand_video
報道・時事
school
教育・教養
放送局
北日本放送(KNB)
製作者
北日本放送(KNB)
制作社
北日本放送(KNB)
出演者
ナレーション:佐伯翔太
スタッフ
撮影:塚村雅英、撮影:羽柴泉、撮影:高嶋大介、撮影:中曽翔太、音響効果:半澤知宏、MA:辻村直純、CG:平井麻美子、編集:岡山友行、制作統括:堀田茂宏、取材:神林賢範、構成:神林賢範
概要
今から100年あまり前の明治時代に、庶民の貧困を世に問いかけた魚津生まれの文筆家がいた。その名は横山源之助だ。代表作「日本之下層社会」は、国主導で産業革命が進められる陰で、当時目を向けられることのなかった、貧困にあえぐ労働者の実情を明らかにした。そのさまは、新自由主義経済の中で格差が拡大した現代の姿と重なる。公衆トイレなどで1年余り路上生活をしていた男性は、「何のために生きているのかわからない」と当時を振り返る。10年余り生活保護を受けている男性は妻から原告を引き継ぎ、生活保護引き下げ訴訟で国と戦っている。新型コロナの影響で事業が破綻し、ひとり親家庭となった女性は、子どもの授業料のために500円玉貯金を切り崩しつつ何とか生活している。富山県は生活保護受給率が長年全国で最も少ないが、それが富山に貧困がないという理由にはならない。豊かとされる現代、そして富山において形を変え深刻さを増す貧困と格差の今を取材した。そして、生活保護を受給できる水準になっても「ためらう」人たちと世の中の風潮、そうした人たちを切り捨て、見下すような心が自分たちの中にもないかと問いかける。

同じ年代の公開番組

映像’22 骨は誰のものか 返還を求める琉球・アイヌの人たち

明治期、日本がアジアで植民地政策を進める中で、日本人の起源についての研究が盛んになり、北海道や沖縄などで人類学者らによる人骨の発掘・収集が行われた。それらは現在も大学や博物館に保管されているが、中には地域の人たちの意に反して集められたものも含まれていたとみられている。2012年以降、アイヌの人たちから「遺骨返還訴訟」が起こされ、2017年、北海道大学とアイヌの人たちとの間で和解が成立。日本政府はアイヌの人たちへの遺骨返還をすすめ、直ちに返還できないものは、北海道・白老町のウポポイ(民族共生象徴空間)の慰霊施設に集約・管理しつつ、「慰霊施設では調査・研究は行わない」としている。一方、沖縄の人たちによる「遺骨返還訴訟」は、京都大学を相手に係争中だ。被告の京大は「人骨は大切な研究材料で、墓からの持ち出しは正当な許可を得たもの」として、返還に応じていない。先住民族の遺骨返還が国際的な潮流となる中、京大はアイヌ遺骨も同様に保管していて、返還に応じていない。そもそも人骨研究は、どのように社会に貢献するのだろうか。そして、墓から持ち出された骨は誰のものなのか。番組では、今後の研究倫理のあり方をめぐる学会での議論などについても伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
映像’22 13歳の声

24人に1人と言われる学校に行けない子どもたち。文部科学省の調査によると、全国で不登校の中学生は4.1%に上る。不登校になって1年以上が経つ京都市に住む中学2年の女子生徒。きっかけは、同級生がいじめを受けているのを目の当たりにしたことだ。先生に何度も相談したものの、返ってきた言葉は「他の学校でもあること」などという冷たいものだった。「何を言ってもわかってくれない」という先生への不信感は、学校、大人、社会へと次第に大きくなっていった。女子生徒は学校が怖いと感じるようになり、そして「学校に行けない私は、みんなの迷惑になっている」と自分を責めるようになった。大阪府泉南市の不登校だった当時中学1年の男子生徒は今年3月、自ら命を絶った。「同級生からいじめられ、先生に相談したけど対応してくれない」と母親に漏らしていたという。亡くなる前の男子生徒の足跡を辿ると、自ら行政や法律相談の窓口に問い合わせていたことがわかった。一方で、学校や教育委員会は、生徒の死後4か月にわたって対応を放置していたことも明らかになった。増え続ける不登校の子どもたちに学校はどこまで対応できているのか、解決の糸口の見えないままだ。子どもたちの声に耳を傾けながら、今、教育現場が抱える課題に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
WATCH 真相に迫る スペシャル 幸せをあきらめない ~由佳さんと家族 6年9か月のキセキ~

広島県に住むネイリストの中野由佳さんは、コンテストで全国10位に輝くほどの腕を持つネイリストだった。しかし2016年、突然交通事故に巻き込まれ、脊髄を損傷。手足にまひが残り、両手の握力をほとんど失い、車いす生活となった。医師からは「もう二度と歩くことはできない」との宣告を受け、「なぜ神様は私を生かしたのか」と自問する日々。それでも絶望の淵から彼女を救ったのは「家族」の支えだった。優しい母と強く厳しい父に励まされ、由佳さんは病室に「ネイリスト復帰」と「必ず歩く」という2つの夢を掲げて、リハビリに打ち込んだ。1年以上の入院を経て、実家に戻った由佳さんは、足を固定する装具をつけてひとりで立つことができるようになっていた。さらに事故からちょうど2年の2018年、由佳さんは再び、ネイルサロンをオープンしてネイリストに復帰した。そして、あきらめかけていた「恋愛」と「母になること」も、「障害は関係ない」と言ってくれる人と出会い、母になるという夢を叶えた。どんな逆境の中でも、幸せになることをあきらめなかった彼女が、新しい家族と歩きだすまでの6年9か月を見つめた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組

Copyright Broadcast Programming Center of Japan.