テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

映像’22 過去を乗り越えて 元ヤクザが支える更生の日々

番組ID
216987
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年02月28日(月)00:50~01:50
時間(分)
50
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)
出演者
ナレーター:湯浅真由美
スタッフ
撮影:奥村恭介、編集:八木万葉実、録音:西川友貴、音響効果:佐藤公彦、タイトル:平大介、VTR:北村真智子、宣伝:水野大輔、ディレクター:高田裕介、プロデューサー:奥田雅治
概要
大阪・福島区の商店街近くにある自立支援施設「良心塾」。ここは刑務所や少年院で過ごした人たちが、自立して生活できるよう支援をする施設だ。支援を受けている人の大半は、親や親族から引き取りを拒否され、行き場を失った人たち。施設を運営している黒川洋司さん(50歳)は元暴力団組員。過去に傷害事件で逮捕されたことがある。「“親”の役割を果たし、支える人がいれば、必ず人生は変えられる」。黒川さんはそう考え、9年前に活動を開始した。黒川さんは家族と離れて「良心塾」に住み込み、入居者たちが立ち直る道筋を模索する。2018年、黒川さんに助けを求めた1人の女性がいた。彼女もほかの人と同様、きちんと親に育てられた経験がない。大人を信用できない彼女はわざと問題を起こして黒川さんに迷惑をかけ続けたが、それでも黒川さんは諦めず常に寄り添い続けた。やがて、彼女に少しずつ変化がおきる。いま、女性は結婚し夫と1歳の息子と暮らしている。黒川さんに支えられながら生き直す女性の姿をカメラが追った。

同じ年代の公開番組

ヒロシマ 祈りの場の1年 ~2021年8月-2022年7月~(英語字幕版)

広島の平和記念公園には日々どんな人がやって来るのか、公園の日常を1年にわたって記録した。渡部和子さん(78歳)は、毎日夜明けとともに公園内の原爆供養塔にやって来て、塔周辺の落ち葉を丁寧にかき集め、献花台を清掃する。ここには約7万柱の引き取り手のない遺骨が納められている。20年以上ボランティアを続ける渡部さんは「7万と言われてもおひとりおひとりのそれまでにかけがえのない人生があったんだし、希望があった。輝かしい人生を原爆で断ち切られたんですから」と語る。取材を続ける中、ロシアによるウクライナ軍事侵攻が始まった。世界が不安に包まれたその頃、被爆2世の画家、ガタロさん(72歳)が原爆ドームを見つめていた。彼はかつて1年間にわたり原爆ドームを描き続けたことがある。廃墟となったウクライナの街と原爆ドームが重なり、再び原爆ドームに向き合い始めた。核兵器の脅威が再び突き付けられた世界を憂い、ガタロさんは今日も絵筆を執る。元旦、慰霊碑で“千人献花”を行う人々。毎月6日、60年にわたって原爆供養塔での読経を続ける僧侶。毎日、原爆死没者追悼平和祈念館で被爆体験記を読む男性。今日も祈りの場には様々な人が訪れる。平和公園で出会った人たちを通して、「ヒロシマの思い」が映し出される。(英語字幕版)◆英語タイトル “A Year of Prayer in HIROSHIMA: August 2021―July 2022”


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組