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ニュース映画

毎日世界ニュース 416 夏休みの子供たち

番組ID
N00811
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上映日
1959年07月29日(水)
時間(秒)
136
カテゴリ
社会
概要
夏休みを迎えた1959年7月26日の全国の水の犠牲者は、1日で70人を超え、その半数以上が幼い子供たちであった。お母さんたちは何とかして事故を防ごうと、お巡りさんと一緒に危険な場所のパトロールに乗り出したが、おざなりの「水泳禁止」の立看板では何の役にもたたない。事故を防ぐ道は一人一人の注意が大切と、舟の上からも呼び掛けている。広い校庭にテントを張って、キャンプを楽しむ東京渋谷の本町中学生、キャンプファイヤーを囲んで、海や山に行けない生徒たちも楽しい一日を過ごした。こちらはせっかくの夏休みも返上して、進学のための講習を受けに集まった東京の小学生たち。教育熱心なお母さんたちに付き添われて、狭き門を目指すけなげな姿だ。災害地伊豆では、ようやく整地された田んぼで大人と一緒に子供たちも遅れた田植のお手伝いだ。あれから1年、子を失った親にとっても、親を失った子供たちにとっても辛い日々であった。今では静かな狩野川べり。この夏こそ事故の無い楽しい夏休みにしたいものである。

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毎日世界ニュース 406 ゆらぐ専売制度

瀬戸内海沿岸では流下式という新しい製法を取り入れて、塩の生産はようやく最盛期に入ろうとしているが、一方では、塩の生産過剰のため、整理の対象となった弱小塩田は、今途方に暮れている。伊達政宗の時代から300年の歴史を持つ、宮城県の渡波塩田もその一つ。入浜式という昔ながらの製法では、コストが高くついて外国から安く入る塩に太刀打ち出来なくなったのである。戦後塩不足の時代、増産また増産に追われたのも今は昔の夢。再建も補償もメドがつかぬまま、塩を炊くカマドの火は絶えて、塩田はペンペン草の生え放題。見捨てられてゆく弱小塩田の悲哀である。一方、アルコールは需要減のため、宮崎県の小林工場は経営合理化のため民間払下げと決定。120名の従業員たちは死活問題だけに払下げ絶対反対。市役所に陳情に押し掛けて深刻な表情だ。同じ民間払下げの悩みを持つ福岡の国鉄志免炭鉱の従業員たちも、応援に駆けつけ、払下げ反対の共同闘争を打ち出した。その場へ視察に現れた通産局の役人が、写真を撮ったというのでフィルムを巻き上げられる始末。赤字を抱えた専売制度の危機は、経営合理化の名のもとに、こうした弱小企業へのシワヨセとなって表われて来たようである。


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毎日世界ニュース 420 深刻化する中小企業スト

7ヵ月の長期にわたって揉め続けた東京池袋の文士経営の人世坐が、ついに経営難を理由に解散した。社長の三角寛氏が従業員に解散を通告。放り出された組合員は偽装解散だと激しく詰め寄ったが、話し合う余地も無く完全に物別れ。このところ長期の泥沼闘争におち入った中小企業の争議が増えて、生活資金をアルバイトで食いつなぐ労働組合員の表情も日毎に深刻化。日経連の後押しで強気の経営者は、こうした労働組合員の弱まるのを待っている。団体交渉の道も閉ざされて、籠城生活を続ける労働組合員たち、上部団体の後押しで立ち上がったものの、長い闘争に資金も途絶えがちだ。一日一人5円の副食費では、健康に異常をきたす者も出る有様。それでも解決の糸口の無い深刻な闘争だ。ついに1959年8月19日、江東区田原製作所では会社側が人を動員して、出荷強行の挙に出たため、工場内で頑張る第1組合員に、第2組合員と警官隊が突入して乱闘騒ぎとなり、第1組合員のひとりが心臓のショックで死亡した。中小企業ストがうんだ最初の犠牲者だ。感情的な対立のために再びこの悲劇を繰り返さないよう、労使ともに正しい争議ルートに則った平和的解決に乗り出して欲しいものだ。


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