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ニュース映画

毎日世界ニュース 416 夏休みの子供たち

番組ID
N00811
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年07月29日(水)
時間(秒)
136
カテゴリ
社会
概要
夏休みを迎えた1959年7月26日の全国の水の犠牲者は、1日で70人を超え、その半数以上が幼い子供たちであった。お母さんたちは何とかして事故を防ごうと、お巡りさんと一緒に危険な場所のパトロールに乗り出したが、おざなりの「水泳禁止」の立看板では何の役にもたたない。事故を防ぐ道は一人一人の注意が大切と、舟の上からも呼び掛けている。広い校庭にテントを張って、キャンプを楽しむ東京渋谷の本町中学生、キャンプファイヤーを囲んで、海や山に行けない生徒たちも楽しい一日を過ごした。こちらはせっかくの夏休みも返上して、進学のための講習を受けに集まった東京の小学生たち。教育熱心なお母さんたちに付き添われて、狭き門を目指すけなげな姿だ。災害地伊豆では、ようやく整地された田んぼで大人と一緒に子供たちも遅れた田植のお手伝いだ。あれから1年、子を失った親にとっても、親を失った子供たちにとっても辛い日々であった。今では静かな狩野川べり。この夏こそ事故の無い楽しい夏休みにしたいものである。

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毎日世界ニュース 412 日本の鼓動 六月二十五日

1959年6月25日、閣僚を入れ替えて守りを固めた岸信介内閣は、最大の関門、安保条約改訂問題を抱えて臨時国会に臨んだ。政府の防衛力強化の方針に、一周年を迎えた自衛隊習志野空挺団では訓練にも一段と気合いが入り、海上自衛隊には日米相互防衛援助協定による、戦後最大の国産駆遂艦「てるづき」も誕生した。同じ日、アメリカへ向かう練習艦隊と入れ代わりに、鹿児島港に日本の最南端与論島から平和行進が到着、原水爆禁止の悲願を込めて広島への歩みが続けられた。韓国(大韓民国)から米軍の撤退を求めて気勢をあげる北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の人々も、帰国を前に喜びの表情が溢れているが、この日は祖国の姿そのままに、南北入り乱れての朝鮮動乱記念日となった。防衛庁前には安保条約改訂反対のデモ隊が押しかけ、日比谷で全国統一行動日の中央大会が開かれた。防衛予算より米価の補償をと農民も立ち上がり、折りから開かれている米価審議会に適正米価を要求して農林省前へ坐り込みの作戦に出た。夜の街では全学連の学生たちがデモをくり返し、またしても警官隊と衝突し、この日のフィナーレは夜の更けるまで続けられた。1959年6月25日は、国の運命を決める多くの問題を抱えて悩む日本の縮図ともいうべき一日であった。


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