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ニュース映画

毎日世界ニュース 410 伝染病に備えて

番組ID
N00789
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年06月17日(水)
時間(秒)
104
カテゴリ
社会
概要
観光地、河口湖のホテルで百数十名にのぼる集団赤痢が発生。梅雨を迎えてはやくも昨年を上回る伝染病患者を出した。とかく問題を起しやすい夏の食品の中には、恐ろしい病原菌が検出される。こうした伝染病に備えて、街の食堂には衛生的な袋入りのおしぼりや氷がお目見得して、予防に一役買っている、お豆腐屋さんにも、長い間の伝統を破ってハイゼックスの袋入り栄養豆腐が登場、なかなかの好評である。実らせたい衛生的な工夫だ。しかし、小売業者が群がる問屋街では依然不潔な環境の中で、むき出しのなま物が取り引きされている。食品衛生もこうした所から徹底的に改めて行かなければならない現状だ。

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毎日世界ニュース 429 自衛隊二つの顔

まだ水の引かぬ愛知県尾西地方の災害地に残って、復旧作業を続ける自衛隊。銃よりもスコップを肩に隊員たちの目覚ましい活躍ぶりは、地元の人々から大いに頼もしがられ感謝されて来た。子供たちにもすっかり親しまれ、学校への送り迎えから、途方にくれる老人の世話に至るまで、自衛隊員たちがこれほど国民と溶け合ったのは初めての事かも知れない。今度の災害出動で自衛隊が使った費用はおよそ1億円、それはF86Fジェット機1機分に相当する金額で済んだのだ。「こんなに高いジェット機よりもヘリコプターを増やせ」。これが今後の自衛隊に望む国民の声ともなっている。こうした折、アメリカで次期戦闘機の調査を終えた源田実空将の一行が、注目を浴びて帰国した。ロッキードかグラマンか、いずれにせよ1機だけで3億円という高い買物に疑問を持つ人が多くなって来た。安保条約改定のPRに本腰を入れ始めた岸信介首相や藤山愛一郎外務大臣。改定の必要を力説するが、果してどれだけ国民の理解を得ることが出来ただろうか。宮城県では第6管区6千名の自衛隊が出動して、1959年最大の演習が始まった。まるでお祭りでも見物するように集まって来た住民たち。ある隊員は演習より子ども相手の方がずっと楽しそうであった。目に見えぬ仮想敵国に備えて自衛隊を戦闘訓練に駆り立てるより、毎年襲って来る災害という敵から国土を守る方がどれだけその使命に叶っていることか、それは自衛隊員自身が一番よく知っているはずである。


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