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ニュース映画

毎日世界ニュース 413 米軍機小学校に墜落 沖縄

番組ID
N00800
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上映日
1959年07月08日(水)
時間(秒)
77
カテゴリ
地域
概要
1959年6月30日、沖縄の石川市宮森小学校の校舎にアメリカ軍ジェット機が突然轟音と共に突っ込み、火を吐いて付近の民家に墜落するという事故が起きた。現場にはアメリカ兵1000名が出動、さながら戦時中の戒厳令下を思わせる。校庭まで吹き飛ばされた椅子や学用品。教室の床には給食のミルクが飛び散って当時の惨状を偲ばせる。死者25名、負傷者121名を出したこの事故は、天から降ってきた災難というにはあまりにも痛ましい基地沖縄の悲劇である。「基地の恐怖」をまざまざと見せ付けたこのだびの事故は、いまさらのように国民に深いショックを与えている。(週間話題)

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毎日世界ニュース 406 ゆらぐ専売制度

瀬戸内海沿岸では流下式という新しい製法を取り入れて、塩の生産はようやく最盛期に入ろうとしているが、一方では、塩の生産過剰のため、整理の対象となった弱小塩田は、今途方に暮れている。伊達政宗の時代から300年の歴史を持つ、宮城県の渡波塩田もその一つ。入浜式という昔ながらの製法では、コストが高くついて外国から安く入る塩に太刀打ち出来なくなったのである。戦後塩不足の時代、増産また増産に追われたのも今は昔の夢。再建も補償もメドがつかぬまま、塩を炊くカマドの火は絶えて、塩田はペンペン草の生え放題。見捨てられてゆく弱小塩田の悲哀である。一方、アルコールは需要減のため、宮崎県の小林工場は経営合理化のため民間払下げと決定。120名の従業員たちは死活問題だけに払下げ絶対反対。市役所に陳情に押し掛けて深刻な表情だ。同じ民間払下げの悩みを持つ福岡の国鉄志免炭鉱の従業員たちも、応援に駆けつけ、払下げ反対の共同闘争を打ち出した。その場へ視察に現れた通産局の役人が、写真を撮ったというのでフィルムを巻き上げられる始末。赤字を抱えた専売制度の危機は、経営合理化の名のもとに、こうした弱小企業へのシワヨセとなって表われて来たようである。


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毎日世界ニュース 412 日本の鼓動 六月二十五日

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