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テレビ番組

NNNドキュメント’17 捨てられたコメ ~秋田・減反政策48年目の告発~

番組ID
212121
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放送日時
2017年04月24日(月)00:55~01:25
時間(分)
25
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
秋田放送(ABS)
製作者
秋田放送(ABS)
制作社
秋田放送(ABS)
出演者
ナレーター:湯浅真由美
スタッフ
撮影:出雲輝彦、ミキサー:山口誠、音響効果:番匠祐司、ディレクター:石黒修、プロデューサー:斉藤光弘
概要
28年前に国の減反政策をめぐって対立した2人の農民。ひとりは自民党の県議会議員に、もうひとりは民主党政権のモデル農家になった。来年(2018年)廃止される減反は何を残したのか。◆今から28年前、国の減反政策をめぐって2人の農民が鋭く対立した。秋田県農協青年部委員長の柴田正敏さんは減反の必要性を訴え、自民党の県議会議員になる道を選ぶ。大潟村の涌井徹さんは減反を拒否して米の産地直売を行い、民主党政権のモデル農家になった。減反政策がスタートした1970年当時、農林省の内部には余った米を外国に輸出すべきという根強い意見があった。来年の春に廃止される減反政策が、日本の農村に何を残したのかを考える。

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1997年神戸市須磨区で起きた児童連続殺傷事件。山下彩花さん(当時10歳)はハンマーで殴られて死亡。土師淳くん(当時11歳)は頭部を切断されその遺体は中学校の正門に置かれた。加害者は当時14歳。自らを「酒鬼薔薇聖斗」と名乗った少年は、殺人について「人間の壊れやすさを確かめる聖なる実験」だと表現した。神戸家庭裁判所は性的な未熟さがサディズムにつながったとして医療少年院送致を決定。2005年1月に社会復帰した。償いと謝罪の日々を送ってほしいという遺族の思いを踏みにじるかのように、2015年6月、Aは突然、手記「絶歌」を出版。事件で息子を殺害された土師守さん(61歳)は手記の出版により「息子は2度殺された」と憤り、国に、出版停止の陳情を行った。講演でも理不尽さを訴えてきたが法制度面での改善の兆しはない。また被害者の兄弟を支援する制度も不十分だと指摘する。一方、事件を起こしたA本人の両親。事件から2年後に出した「『少年A』この子を生んで」はベストセラーとなった。しかし出版以降は、Aの少年院仮退院(事件から9年目)に短いコメントを出した以外、沈黙を貫き続けている。息子への現在の思い、加害者の家族として生きるとはどういうことなのか。事件から20年という節目にあたりその思いに迫る。


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