テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

NNNドキュメント’14 3・11大震災シリーズ 除染廃棄物は何処へ 中間貯蔵施設に揺れる福島

番組ID
208281
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年03月31日(月)00:50~01:20
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
ondemand_video
報道・時事
放送局
福島中央テレビ(FCT)
製作者
福島中央テレビ(FCT)
制作社
福島中央テレビ(FCT)
出演者
ナレーター:小山茉美
スタッフ
題字:柿沼康二、撮影:高橋一馬、撮影:佐藤俊彦、編集:佐藤幸一、EED:近藤雅明、ミキサー:浜口崇、音響効果:増子彰、ディレクター:山中利之、プロデューサー:松川修三
概要
道端や農地に置かれた黒や青い袋の山。詰まっているのは放射性物質に汚染された廃棄物だ。原発事故に見舞われた福島県では、汚染された土や草などを取り除いて放射線量を下げる「除染」が進んでいる。一方で、除染で出た「汚染廃棄物」の保管に悩まされていた。この打開策として国が示したのが「中間貯蔵施設」だ。県内各地で出た汚染廃棄物を、県外で最終処分するまでの30年間、保管するための施設である。除染が進まなければ、福島は再生できない。そのためには、どこかが汚染廃棄物を受け入れるために犠牲になる必要がある。大切なふるさとの土地を手放すことになるのか。翻弄される中間貯蔵施設の候補地になった住民たち。さまよう除染廃棄物の行方を追う。

同じ年代の公開番組

松本清張 二夜連続ドラマスペシャル 悪女の事件・第一夜 坂道の家

若く美しい女・りえ子。りえ子に魅了され、お金を貢いでいる初老の男・吉太郎。りえ子の初恋の相手・直樹との再会が、3人を愛憎渦巻く修羅場へと導いていく。金と愛欲がまつわる駆け引き、悲しい人間の業、やがて芽ばえる殺意。松本清張の社会派推理小説「坂道の家」を、現代を舞台にリメイクしたドラマスペシャル。◆派手な安売りを展開する大型店を横目に、寺島吉太郎(柄本明)が経営する寝具店は良質なサービスで対抗し、地道に売上げを伸ばしていた。すべては金を貯めることだけを生き甲斐にしてきた吉太郎のおかげ。そんなケチくさい夫に妻のミツ(渡辺えり)も不満はありながらも、大人しく妻としての務めを果たしている。ある日、吉太郎の店に匂い立つような魅力あふれる若い女性・杉田りえ子(尾野真千子)が客としてやってきた。一目で魅了されてしまった吉太郎は、りえ子が欲しがっているシーツを「お金は今度で」と渡してしまう。そのりえ子のアパートを訪ねたことから、吉太郎とりえ子の仲は急速に深まって行く。一方、りえ子の初恋相手・川添直樹(小澤征悦)は、大学の准教授となっていた。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
FBCスペシャル2014 共生の道筋 ~福島第一原発事故から3年~

原子力発電は「次の時代」が近づいている。発電を終えた原発の「廃炉」だ。国内最多の原発が立地する福井県は、近い将来「廃炉時代」に突入する。◆福井県には、すでに廃炉作業が進む原発「ふげん」がある。解体作業はまだ初期の段階で、これから作業は本格化する。当面の課題は、解体した撤去物のうち、放射性廃棄物として扱う必要のない「クリアランス対象物」のリサイクルだ。原発から出た廃棄物が社会に受容されるかどうかは、「廃炉時代」の行方を左右する大きな問題だ。◆一方、国内で唯一解体が完了した原発が、茨城県にある。しかし、解体で出た放射性廃棄物は、別の施設に保管されている。日本では廃炉で出た放射性廃棄物の処分は、まだない。◆今後避けて通れない原発の廃炉問題に、若い世代が真正面から向き合おうという動きがある。原子力専攻がある地元の福井大学では、福島の事故をきっかけに、廃炉を学ぶ学生も現れている。国は今後原発をどう活用し、原発の発電後の問題をどう解決するのか。その具体的な道筋は不透明だ。その道筋をつけることこそが、原発を推進してきた国の責任である。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
イチスペ! 拉致 ~帰り待ちつづけ~

日本海に面した鳥取県米子市に暮らす松本孟さんは、妹・京子さんの帰りを37年間待ち続けている。京子さんがいなくなった日の午後8時過ぎ、自宅近くの路上で見知らぬ男性2人と京子さんが一緒にいるところを、近所の住民が目撃。それを最後に京子さんの行方は分からなくなった。孟さんと母・三江さんは、京子さんが北朝鮮に拉致された可能性を訴え続ける。2006年に、ようやく拉致被害者として政府認定されたが、その6年後、母・三江さんは娘との再会を果たせず、亡くなった。◆孟さんは、一目でもいいから母に京子さんを会わせたかったというやり場のない思いを抱きながら、妹の情報を待つ日々がいまも続いている。こうした中、民間団体によって、北朝鮮の工作員に関する調査が進められている。島根県益田市の調査では、工作員が上陸ポイントとして使っていたとされる海岸についての特徴や、周辺での活動状況が一部明らかになった。◆一方その島根県では、41年前に津和野町の益田ひろみさんの行方が突然分らなくなっている。母・シゲ子さんはすでに90歳。認知症を患って介護施設に入っているが、娘のことを決して忘れてはいない。「写真でも名前だけでもいいから消息を知りたい…」こうした拉致被害者家族、特定失踪者家族の思いを取り上げた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
NNNドキュメント’14 マザーズ 特別養子縁組と真実告知

「特別別養子縁組」は、親が育てられない6歳未満の子どもを血縁関係のない夫婦に実子として託す制度で、新生児の遺棄などから小さな命を守る手段の一つでもある。◆29歳の女性は今、産みの母を探している。中学のときに親子喧嘩の弾みで、ある書類を叩きつけられ、自分が養子であることを知ってしまった。「事実が知りたくても(今の親に)“知らない”って話を蹴られてしまう」「それ以上自分から“私はどこから来たの”とか聞く勇気がなかった」と語る女性は、裁判所で審判書きの開示を求めた。そこには、未婚の産みの母親が妊娠した時には既に相手の男性と連絡が取れなくなっていた事、育てる事ができず乳児院に預けられた事が書かれていた。産みの母と思われる人が今も生きていることがわかったが、女性はそこを訪ねることはできなかった。ただ、自分が生まれた理由がどんな事実であれ、「私は真実を知りたい」と語る。◆外出先から自宅に帰る途中に性被害にあったという高校生は、気づいた時は妊娠7ヶ月。赤ちゃんを特別養子縁組で委ねる決意をするが、性被害によってできた赤ちゃんを産んでも特別養子縁組で引き取る夫婦がいないのではと不安がる。また、お腹が大きくなるにつれ「自分で育てたい」と母性に揺れ動く。すでに養親に決まっている夫婦は、「どう生まれたか」よりも、「授かった命を大切にしたい」と思いを語り、「養子であることも、どうやって生まれたかという真実も伝える」と言う。女子高生は無事出産し、赤ちゃんはこの夫婦に託され、新しい家族が誕生した。◆養子への偏見もあるなか、苦悩しながらも前向きに生きる人たちへの取材を通して、特別養子縁組と真実告知の現実を伝え、新しい「家族」のあり方を問いかけた番組。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組