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テレビ番組

ETV特集 ハーバード白熱教室@東京大学 日本で正義の話をしよう

番組ID
208114
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2010年09月26日(日)22:00~23:29
時間(分)
89
ジャンル
school
教育・教養
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHKエンタープライズ
出演者
スタッフ
技術:藤崎和彦、撮影:福塚真治、音声:阿部守男、音響効果:河原久美子、編集:佐々木美保、コーディネーター:杉田晶子、取材:高野留美、ディレクター:飯塚純子、制作統括:矢吹寿秀、制作統括:寺園慎一
概要
人気講義「ハーバード白熱教室」が日本で実現。アメリカの名門ハーバード大学で、履修学生数の記録を更新し続けるマイケル・サンデル教授が、東京大学で“正義(JUSTICE)”を問いかける特別授業を行った。正義を探究する考え方「大リーガー・イチローの年俸は高すぎる?」、正義の理論と道徳的責任や道徳的義務の問題「戦争責任を議論する」。サンデル教授は東大生や視聴者から選ばれた1000人の参加者に向け、正解のない難問を投げかけていく。本家・ハーバードの教室を上回るほど白熱した講義を伝える。

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テレメンタリー2010 切り捨てられた被爆 ~残留放射線の闇を追って~

2008年6月、愛知県知多市の甲斐昭さんは支援者たちが見守る中、入院先の病床で長年苦しんできた甲状腺悪性リンパ腫を「原爆症」と認める厚生労働大臣の認定証を受け取った。◆海軍の潜水学生だった甲斐さんは、原爆が投下された広島市に駆けつけて被爆した。すぐに放射線による急性症状と同じ、下痢や脱毛に見舞われた。そして数年後に悪性リンパ腫を発症し、13回の手術を繰り返してきた。◆「傷痍軍人と同じ」と甲斐さんは訴える。原爆の放射線は、爆発から1分以内の「初期放射線」と1分以後の「残留放射線」に分けられている。甲斐さんのように、残留放射線の影響しか受けていない被爆者の原爆症を、国は認めてこなかった。◆甲斐さんは原爆症認定集団訴訟の原告1号として国を提訴し、1審で勝訴、集団訴訟は全国に広がった。裁判で連敗した国は検討会を設け、2008年4月、ついに認定基準を改定し、甲斐さんの病気を原爆症と認定した。◆それにも関わらず国は、裁判では甲斐さんの原爆症を強固に否定。甲斐さんの症状は、感染症やストレスによるもので、残留放射線による被爆の影響ではないと主張し続けた。◆番組は、被爆者を始め日米の科学者、米国の核実験の元責任者と被害者、元国防長官らの証言を積み重ねるとともに、闇に葬られてきた調査結果などを分析し、そこから見えてくる「被爆国」日本の顔を追い求める。


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