ノンフィクション劇場 消えた電車 | テレビ番組 |
番組ID | 012719 |
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放送日 | 1966.10.29 |
分数 | 25 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 四国放送(JRT) |
製作者 | 四国放送(JRT) |
制作社 | 四国放送(JRT) |
出演者 | 語り:大宮悌二 |
スタッフ | 撮影:林裕孝、撮影:三木啓治、撮影:山田文雄、編集:林裕孝、録音:森秋寛、構成:辻正、音響効果:森本喬雄 |
概要 | 日本で唯一、島を走る鉄道であった淡路鉄道が1966年(昭和41)に廃止されたときの哀感を描く。◆兵庫県の淡路島では、かつて鉄道が運行していた。洲本・福良間、約23キロを走った淡路交通鉄道線(通称、淡鉄)である。開業は1922年(大正11)11月。本州・九州・四国・北海道の主要4島を除く、島における通常の粘着走行方式による鉄道は本線だけであった。1948年(昭和23)に全線電化されたが、1965年(昭和40)9月の集中豪雨によって線路が寸断され、利用者はその間に運行された代行バスの便利さに慣れて、全線復旧後も鉄道の利用は減少していった。また、モータリゼーション化が進む時代の変化にも追いつくことができず、やがて淡路鉄道は運行廃止に追い込まれていった。そして1966年9月30日の「さようなら運転」の日、沿線や駅のホームは淡鉄廃止を惜しむ人びとであふれた。 |