広島原爆の日ラジオ特集 あの日、母は少女だった ~被爆の記憶をたどる母と息子の対話~ | ラジオ番組 |
番組ID | R22347 |
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放送日 | 2016.08.06 |
分数 | 50 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | NHK |
製作者 | NHK |
制作社 | NHK、NHK広島 |
出演者 | 朗読:樹木希林、朗読:本木雅弘、語り:中山果奈 |
スタッフ | 脚本:高橋知伽江、制作統括:金澤利夫、技術:田村徹成、技術:金子泰三、技術:藤田晋一郎、効果:野村知成、構成:出山知樹、演出:中山果奈 |
概要 | 広島で被爆した母と対話を繰り返し、体験を書き残そうとしている息子。親子の心象を朗読とドキュメントでつづりながら、被爆71年を迎える広島のある家族の日々を描く。朗読は樹木希林と本木雅弘。◆弘子さん(放送当時84歳)は13歳の時、建物疎開の作業中に被爆した。そして大やけどを負い、腕が今も曲がったままだが、美容師として働いてきた。息子の彰敏さんの目には、ハンデを感じさせない母だった。弘子さんは長年、家族にすら自身の被爆体験を語ることはなかった。だが、あるきっかけで昭敏さんはその体験を聞くことになり、弘子さんが想像を上回る悲惨な体験をし、体だけでなく心にも大きな傷を負ったことを知っていく。昭敏さんとの対話は、徐々に弘子さんの心を解きほぐしていった。ようやく語り始めた母と、実感を伴って受け継ごうとする息子の姿を通して、「継承」というテーマに改めて向き合う。 |
受賞歴 | 芸術祭賞(第71回大賞)、ギャラクシー賞(第54回優秀賞) |