HTBノンフィクション イチオシ!NEWS 老いるショックスペシャル ともに明日へ ~認知症患者がつなぐタスキ~ | テレビ番組 |
番組ID | 211166 |
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放送日 | 2016.10.15 |
分数 | 24 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 北海道テレビ放送(HTB) |
製作者 | 北海道テレビ放送(HTB) |
制作社 | 北海道テレビ放送(HTB)、エイチ・ティー・ビー映像 |
出演者 | ナレーション:国井美佐 |
スタッフ | 美術:松田仁、美術:久我直也、撮影:圖司祐介、音声:高橋政人、編集:中川大輔、音響効果:石川裕輔、ディレクター:北村玲奈、ディレクター:田中厚志、プロデューサー:山田佳晴 |
概要 | 「認知症の人も、その家族も、生き生きと暮らせるように」。そんな願いから、患者と家族と周りの人たちがタスキをつなぐ、リレーのイベントが2012年、北海道で生まれた。「ラン・トゥモロー(明日へ走る)」を略し、「RUN伴(ランとも)」という。北見市の86歳の男性は要介護5の認知症。妻と娘は当初、「家族が認知症であることを隠したかった」という。それでも「お父さんの笑顔が見たい」と、3人でRUN伴の参加を決めた。男性の車椅子を囲むように、家族や近所の人たちが130メートルをタスキでつないだ。函館市の70歳の女性は、認知症と診断され、「もうダメね。終わり。早く死にたいよ」などと日記に書きつづっていたが、ある日、「認知症とともに生きていこう」と吹っ切れた。入所している介護施設から頼まれ、「RUN伴」のタスキを縫った。タスキは全部で16本。昔から裁縫が得意だった。女性は走るつもりはないと話していたが、当日、タスキをかけた。北見から函館まで、参加者はタスキに思いを込めた。タスキはさまざまな人たちに変化をもたらした。年々増加する認知症患者とどう向き合うかを提言する。 |
受賞歴 | 日本民間放送連盟賞(第64回放送と公共性優秀(シリーズ「老いるショック」)) |