絵画の疎開 ―戦時下を生き抜いた大原美術館― | テレビ番組 |
番組ID | 210524 |
---|---|
放送日 | 2015.08.07 |
分数 | 46 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 岡山放送(OHK) |
製作者 | 岡山放送(OHK) |
制作社 | 岡山放送(OHK)、OHKエンタープライズ |
出演者 | ナレーション:高橋和也 |
スタッフ | カメラ:渡辺敦、音声:小野強士、編集:田中彰、CG:小幡珠希、ディレクター:金城成美、編成:西村英子、プロデューサー:室山賢司、プロデューサー:中尾公 |
概要 | 戦時下に密かに決行された「絵画の疎開」。その疎開先は現存していた…。戦いとは無縁に思える大原美術館が経験した戦争の記憶をたどるドキュメンタリー。朗読会で披露されたひとつの短編文から、戦後70年を考える。◆2015年4月に大原美術館とOHK岡山放送が開催した「大原美術館とあなたが紡ぐ物語 ~小川洋子がいざなう朗読会Ⅱ~」。大原美術館をテーマとした短編文を全国から募集し、芥川賞作家・小川洋子さんが選んだ20作品をOHK岡山放送アナウンサーが朗読した。その中に、72歳の男性が祖父の問わず語りを書いた「疎開」という作品があった。内容は、戦時下に密かに決行された「絵画の疎開」の様子だった。確認すると、大原美術館に大切に保管された当時の業務日誌には、短編文のとおり、その記録がしっかりと残っていた。番組では、短編文を通して知り得た美術館が持つ記憶をひも解いていく。そして、戦時下を逃れて守られてきた絵画と、大原美術館の軌跡に平和の意味を問いかけ、未来へとつなぐ。平成27年度文化庁芸術祭参加作品。 |