FBCラジオ報道特別番組 祖父が残した手紙 父と子でたどる戦後70年 | ラジオ番組 |
番組ID | R21622 |
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放送日 | 2015.05.31 |
分数 | 44 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | 福井放送(FBC) |
製作者 | 福井放送(FBC) |
制作社 | 福井放送(FBC) |
出演者 | ナレーター:岩本和弘、語り:池水通弘 |
スタッフ | ディレクター:久保田守、プロデューサー:福本実、制作統括:清田精二、効果:大谷敏夫 |
概要 | 福井県若狭町に住む長谷光展さんの祖父、諒卓さんは、1944年10月、台湾航空戦で29歳で戦死した。生前を知る祖母は戦争については子や孫に語らず、14年前に84歳で死去。光展さんの父、光城さんは当時1歳で、父親の記憶はない。しかし8年前に諒卓さんの遺品が親戚の家から見つかったのを契機に、父親への思いを強めた。やがて光展さんも加わり、祖父諒卓さんの足跡をたどり始めた。光展さんは二人の弟と共に、100通以上残されていた祖父の戦地からの手紙を手掛かりに資料を集め、台湾の弁事処などに問い合わせた。その結果、祖父の遺骨が発見され、祖父が乗る戦闘機が墜落した様子を知る人まで見つかった。長谷さん家族は台湾に向かい、墜落現場で当時を知る人の話を聞き、手を合わせた。祖父の足跡をたどることで、過去の戦争を深く知ることになった光展さん。改めて戦争を後世に伝えていく大切さを強く感じ、その気持ちは大学生の長男にも受け継がれようとしている。 |
受賞歴 | 日本放送文化大賞(第11回グランプリ候補) |