くらしの再発見〔15〕 織る | テレビ番組 |
番組ID | 205772 |
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放送日 | 1971.01.15 |
分数 | 26 |
ジャンル | 教育・教養 |
放送局 | 日本テレビ放送網 |
製作者 | 放送番組センター |
制作社 | 放送番組センター |
出演者 | 語り:黒沢良 |
スタッフ | 音楽:牧野由多加 |
概要 | 日本の民族文化が生まれてから二千年あまり。この長い年月、日本の女性たちは生活を豊かにするためにさまざまな知恵を育て、残してきた。この番組は、そうした生活の知恵を文化史の面からふり返り、現在の生活に役立てたいと企画された、婦人向け生活百科事典。家庭生活の歴史的な意味、幅広い知識など、海外との対比もあわせて紹介する。(1970年10月3日~1971年3月27日放送、全26回)◆第15回のテーマは、織物。人間が繊維を織って布を作ることを考え出したのは、髪の毛をくしけずるという最も自然な動作からだといわれている。八丈島のかっぺた織は、それを見事に立証している。かっぺた織は、昔は名もない織物だったが、1960年(昭和35年)の調査の時「かっぺた」と名付けられ、無形文化財に指定された。かっぺた織に使われる織機は、もっとも原始的なものといわれる。現在、かっぺた織を織れるのは玉置びんさん(70歳)ただひとり。玉置さんは病身を押して、カメラの前でかっぺた織を実演してくれた。一方、宮津の山奥に伝わる藤布織は、藤の枝を切り、繊維にして織るという原子そのものの織物。取材班は、それを守り伝える梅本すがさんを訪ねる。 |